拷問等禁止条約委員会での政府報告書に対するパラレルレポート

2013年5月に開かれる拷問等禁止条約の日本政府報告書に対して全国「精神病」者集団はパラレルレポートを提出しました。
以下からダウンロードできます。

日本語訳2013年パラレルレポート邦訳

添付のグラフ邦訳

英語原文CAT parallelfinal

添付のグラフ 英文 graphs in report

精神保健福祉法・心神喪失者等医療観察法改悪阻止闘争へ

2013年4月28日                       全国「精神病」者集団

全国の「精神病」者仲間の皆様、および私たちに心寄せてくださっておられる皆様 すでにご存じと思いますが、政府は4月19日に精神保健福祉法改悪案を閣議 決定しました。

改悪の中身は保護者制度を廃止するのとひきかえに、医療保護入院を今後も維持し、精神科医一人の判断で三親等の誰でも一人の同意が取れれば、医療保護入 院として本人が拒否しても強制入院するというものです。現行の順位はなくなり、家裁の選任もなくなります。

これでは家族間に争いがあった場合、いかようにも気に入らない人間を精神科医と語らって強制入院できることになってしまいます。今現在も兄弟間の争いが 親御さんの強制入院をもたらしている例もありますし、何十年もあったことのな い叔父叔母、甥姪であろうと入院に同意できることになります。

また家族の負担軽減といっても、結局入院には家族の同意が必要であり、経済 的にも入院に際して連帯保証人となることを求められますから、何の負担軽減に もなりません。精神障害者差別そのものである強制入院制度に手を付けていない のですから、精神障害者差別を弱めるどころか、より安易に強制入院できること になりますから、差別強化の法制となります。

また家族の負担軽減のためや保護者制度は差別であるとして保護者制度を精神 保健福祉法から削除するならば、どうして現行の保護者規定をそのまま心神喪失 者等医療観察法に書き込み、心神喪失者等医療観察法では保護者制度を維持する のでしょうか?  心神喪失者等医療観察法対象者は差別されて、保護者を必要とするのが当然と いうことでしょうか? 心神喪失者等医療観察法対象者の家族は負担を負って当 然ということでしょうか?

障害者権利条約は一歳の強制医療強制入院制度の廃止を求めています。条約批 准に向け強制入院をより厳しく制限し、強制入院を減らしていくどころか、今回 の法改悪は強制入院をより安易簡便な手続きにし、現状を維持あるいは強制入院 の増加をもたらすものです。そして心神喪失者等医療観察法対象者およびその家 族への負担と差別の強化です

私たちは国会議員に向け、連休明けから想定されている法改悪議論を阻止し、 法改悪を許さない取り組みを開始したいと考えています。  国会議員へのオルグ、国会前座り込み等もろもろの行動を考えております。 様々な方のご協力が必要です。ご協力いただける方はご連絡を、「精神病」者に かぎらずぜひご協力を。地方の方もパソコンその他でご協力いただけます

また5月4日(土)夕方4時からの相談会にご出席を 相談会は出られないけれどご協力いただける方は

連絡先 全国「精神病」者集団連絡先まで

https://acppd.org/jngmdp-backup/contact   こちらのフォームからお申し出ください

相談会5月4日(土) すまいる中野 5階和室 午後4時から

2013年4月25日民主党ヒアリング資料

2013年4月25日民主党のヒアリングがあり、厚生労働省から障害者雇用促進法と精神保健福祉法の改正について説明があり、全国「精神病」者集団含め以下の団体が意見を言いました。

自治体病院協会は、今回の改正は正しいベクトル、措置入院並みに医療保護入院にも基準を作るべき、現場は家族間の争いのある場合はあまりないので、混乱はないと思うが、基準を作ることでさらに安定するといったような中身でした。反対は全国「精神病」者集団と日弁連 全国精神保健福祉センター長会も批判的

参議院先議で連休明けに日切れ法案処理の後雇用促進法と精神保健福祉法一括審議とのこと

内容:1時間の会議で、前半が役所からの法案説明、 (精神保健福祉法改正法案・障害者雇用促進法案) 後半、団体ヒアリング(精神保健福祉法改正について) <ヒアリング団体>、 全国精神保健福祉連合会(みんなねっと)(川崎洋子、鈴木紀善) 全国「精神病」者集団(関口明彦、山本眞理) 日本弁護士連合会(池原毅和、姜文江) … 全国精神保健福祉センター長会(益子茂、小川一夫) 全国自治体病院協議会(中島豊爾、篭本孝雄、副島泰成)

全国「精神病」者集団の意見は以下からダウンロードできます
意見と資料20130425hearingf
全国「精神病」者集団抗議文

これに合わせて門屋さんのスライドも配布しました

こちらはヒアリングでは出していませんが、ご参考までに 前に出した全国「精神病」者集団の声明
https://acppd.org/jngmdp-backup/announcement/1559

2013年3月16日 ネットワーク連続学習会 資料

以下の学習会の資料です。

20130316学習会[1]
130316マトリックス[1]

第21回 連続学習会 「精神障害をめぐる現在の全体状況は? 隔離・差別の強化と生存権剥奪をゆるさない!」

問題提起 山本真理さん(全国「精神病」者集団)

日時 2013年3月16日(土)14:30~17:00

場所 スマイル中野5階和室 JR「中野駅」北口徒歩5分

地図は以下

http://nakanoshakyo.com/contact_us/index.html

参加費 500円

主催 心神喪失者等医療観察法(予防拘禁法)を許すな! ネットワーク学習会のお問い合わせはいかにお願い致します
主催者 心神喪失者等医療観察法(予防拘禁法)を許すな!ネットワーク
kyodou-ownerアットマークegroups.co.jp
電話090-9240-9716
板橋区板橋2-44-10-203ヴァンクール板橋北部労法センター気付

2013年3月30日 戦争と治安管理に反対するシンポジウム 石塚さん資料

分科会④再犯防止と差別・排除:石塚 伸一さん+宮下 ミツ子さん
当日の石塚さんの資料を以下からダウンロードできるようにしました
再犯防止(2013年3月)

この資料で消えていたり切れているところが以下の2つの資料

【資料】総合対策(概要)

【資料】犯罪に強い社会(概要)

次のページ →