拡大寄り合い配布資料を以下からダウンロードできます
山本のパワポ大きいカラー版は以下
上記資料に含まれておりますが、小さくて読みにくいのと誤変換ありますので山本のパワポは以下から
集会で触れた元拷問等禁止特別報告者のノワク氏の報告書は以下。私は感激したのですが、私の知る限り日本の「精神病」者仲間で感激した方いないみたいですが
院内集会配布資料は以下からダウンロード
20170608資料(28p)
山本の配布した後見人制度関連資料
成年後見
集会で少し触れたノワク氏の報告書、私の知る限り「精神病」者仲間で感動した方にお目にかかったことないのですが、最高! 私は大感激。精神保健に関する部分だけの邦訳は以下からダウンロードできます
津久井やまゆり園事件と東京の精神保健福祉の体験を語り合おう
日時:2017年1月28日(土)午後1時30分~4時
会場:北とぴあ スカイホール(東京都北区王子1-11?1)
2016年7月26日、神奈川県相模原市にある津久井やまゆり園で入所者19名の障がいがある人々が殺されてしまいました。
この事件は日本の教育や福祉の根幹である分離教育や隔離収容主義の果てに、おきてしまったことと強く憤りと悲しみを感じるものです。この事件の犠牲者のひとびとに報いるために、障がいがある人もない人も、地域社会で充実した人生を共に送るという、あたりまえのことの実現を求めて「地域でくらすための勉強会Part2-津久井やまゆり園事件と東京の精神保健福祉の体験を語り合おう」を開催します。
ぜひみなさんも会場に来て、あなたの声や主張・意見を発言して下さい。こころよりお待ちしています。
《プログラム》 (13:00open / 13:30start)
(黙祷)関口明彦さん(全国「精神病」者集団)
第一部「津久井やまゆり園事件について」
〇 佐々木信行さん(ピープルファーストジャパン)
〇 鈴木治郎さん(NPO法人神奈川県障害者自立生活支援センター理事長)
〇 古賀典夫さん(怒っているぞ!障害者きりすて全国ネットワーク「怒りネット」)
(歌演奏)見形信子さん(自立生活センターくれぱす)
第二部「東京の精神医療保健福祉の現状」
〇 戸田和博さん(精神障害当事者)
〇 西田えみ子さん(DPI障害者権利擁護センター)
〇 丹菊敏貴さん(精神障害者地域生活支援とうきょう会議)
〇 医療扶助・人権ネットワーク
第三部「会場の声」
参加費:500円
主催:地域でくらすための東京ネットワーク
(連絡先)こらーる・たいとう 〒131-0033 東京都墨田区向島3-2-1 向島パークハイツ1F ?03-5819-3651
地域でくらすための東京ネットワークとは…
2013年の秋、「精神科病院の敷地のなかに住居をつくって、退院したひとを住まわせよう」という動きが、厚生労働省のなかに出てきました。「それおかしいよ」「病院の中は地域じゃない」「みんな一緒にまちであたりまえにくらしたい」という声があがり、2014年6月に日比谷野外音楽堂での集会が企画されました。全国から3500名ものひとがあつまって、「この日を契機に、みんな地元で会合をかさねて、この問題に関心をもつひとをひとりでもふやしていきましょう!」という流れができました。
「東京でも会をひらこう」「ひらくなら、精神科病院の数が多い多摩地区でひらこう」と、有志がつどって、2015年1月29日に八王子市内で『地域でくらすための勉強会』を開催、250名のひとがあつまりました。主催したなかまたちが、「今後も東京で活動していこう」と確認し合い、『地域でくらすための東京ネットワーク』が発足したのです。
いわゆる「重度かつ慢性」の基準化に反対する声明
2012年6月28日に開かれた第7回 精神科医療の機能分化と質の向上等に関する検討会で「今後の方向性に関する意見の整理」が発表され、その中で、今後の精神科医療においては「新たな長期在院者を作らないことを明確にするため、『重度かつ慢性』を除き、精神科の入院患者は1年で退院させ、入院外治療に移行させる仕組みをつくる」との方針が出された。このなかで「重度かつ慢性」の患者については、「新たな長期在院患者を増やすことのないよう明確かつ限定的な取扱とする」こととし、その基準については「調査研究等を通じて明確化する」とされた。
この「重度かつ慢性」の基準については、平成25~27 年度 厚生労働科学研究費補助金 障害者対策総合研究事業「精神障害者の重症度判定及び重症患者の治療体制等に関する研究」として取りまとめられた。さら、2016年4月22日の「新たな地域精神保健医療態勢のあり方分科会」では、同研究の研究代表者である安西信雄氏(帝京平成大学大学院 臨床心理学研究科)を招きヒヤリングを行い、その後も議論が続けられている。
この「重度かつ慢性」の基準化は同分科会においても複数の構成員から、「『重度かつ慢性』という評価判定は非常に絶望的な響きとともに、退院の対象にならない人、そういうレッテルになってしまうおそれがすごくあって、それをすごく恐れています」(精神保健福祉事業団体連絡会:伊澤構成員)、「地域で私ども経験していると、妄想ばりばりでも朝ちゃんと起きて自分なりに食べられて、言葉は悪いですけれども、自傷他害という感じがなければ退院して生活していらっしゃる方はいっぱいいます(中略)これがそれこそ壁にならないようにしていただければということです」(日本作業療法士協会:荻原構成員)、「治らない人、よくならない人みたいな形で捉えられてしまうと、臨床的ではないというか、医者のほうがよくならないと思って治療しても患者さんはよくならない方が多くなると思うのです。決してそういうふうにならないように構成しなくてはいけないのではないか(中略)外来で私が診ている患者さんでもこの基準であれば該当する方がおられます。項目の問題もあるだろうとは思うのですけれども、そのあたりをもう少し厳密にやる必要があるのと同時に、そういう対象の方がどうして地域で生活ができているのかをしっかり調査しないといけないのではないか」(日本精神神経科診療所協会:田川構成員)などと問題点が指摘されている。しかしながら、その後の検討会において、これらは省みられることなく、この「重度かつ慢性」の対象者は入院患者の6割とするなど、常軌を逸した議論が行なわれている。
そもそも、「重度かつ慢性」の患者については、「新たな長期在院患者を増やすことのないよう明確かつ限定的な取扱とする」とされていたはずである。しかしその限定的であるはずのものが6割というのは極めて不適切と言わざるを得ない。
私たちは、このような「重度かつ慢性」の基準をもって、これからの精神保健医療福祉の施策を検討することに反対する。さらに、現在開催されている「これからの精神保健医療福祉のあり方に関する検討会」において、このような不適切な基準を基に議論を進めないよう強く求める。
2016年12月7日
病棟転換型居住系施設について考える会