全国「精神病」者集団について

全国「精神病」者集団は、「精神病」者独自の組織です

私たち全国「精神病」者集団は、1974年の「精神病」者全国交流会をきっかけとして結成された、全国の「精神病」者個人、団体の連合体です。全国「精神病」者集団は、「精神病」者独自の組織として、「精神病」者の人権回復のため、そしてこれ以上「精神病」者を殺させないために活動を続けています

したがって全国「精神病」者集団の活動の中心は救援活動で す。精神医療が「精神病」者自身のためというよりはむしろ「精神病」者への弾圧となっている現状の中で、「精神病」者にとってより利益になる精神科医や医療機関への紹介、「精神病」者の生活のための生活保護や障害年金の獲得への協力、また自分たちの運動が観念的にならないため、より地に着いたものとするために、一番苦しい状況下にある「精神病」者とこそ連帯しようと考え、刑事事件の被告となった「精神病」者、違法行為を行い獄中にある「精神病」者の救援を も行ってきました。

こうした日常的な活動に加え、「精神病」者の利益代表として様々な政治活動にも関わってきました。

  • 刑法改悪=保安処分新設に対する闘い、
  • 精神衛生実態調査粉砕闘争、
  • 精神保健福祉法撤廃闘争、
  • 皇族の移動に伴う「精神病者」弾圧に抗する闘い、
  • 拘禁四法改悪阻止闘争など、

「精神病」者の人権に関わる重要な闘争の場には常に全国「精神病」者集団の姿があります。

ビラの画像はこちら

https://nagano.dee.cc/jngmdp.pdf

 

Wikipediaによる全国「精神病」者集団の説明はこちら

全国「精神病」者集団 – Wikipedia

1974年5月に結成した精神障害者の個人及び団体で構成される全国組織・連合体である。構成員は、すべて精神障害者であり、精神障害者のみによって運営されている。精神障害者の世界組織である世界精神医療ユーザー・サバイバーネットワーク加盟団体である。  精神障害者の利益を代表して、精神保健福祉法の非自発的入院制度や成年後見制度に反対し、障害者権利条約の完全履行に向けた取り組みをしてきた。 …