共謀罪成立弾劾 精神保健福祉法案を廃案に つながる心に手錠はかけられない

以下緊急声明です賛同募集中 団体個人問わず

共謀罪成立弾劾 精神保健福祉法案を廃案に つながる心に手錠はかけられない

6月15日、国会議論を無視して共謀罪が強行採決された。
委員会採決を抜きに本会議で採決という暴挙を弾劾する。

私たち全国「精神病」者集団は、共謀罪を私たちの日常の活動、分かち合いと共感そのものを犯罪とするものだ、差別に基づく違憲不当な恣意的拘禁と拷問虐待である強制医療への怒り屈辱、そして奪われた人権否定された尊厳への悲しみと怒りを共有すること、その日常的活動を破壊するものとして、私たちは共謀罪に反対してきた。

市民の怒りの声を無視し与党は共謀罪を強行採決した。
この暴挙を私たちは決して認めない。今後も私たちは団結と連帯を持って、差別を許さず、精神保健体制解体まで、ともに闘い続ける。

この連帯と団結こそ共謀罪を根底から覆す闘いだ

一方今国会で審議されている、精神保健福祉法は、地域支援の充実などではなく、精神保健体制に正式に警察を組み込み、警察と個人情報を共有することを目的とした、まさに精神保健体制を根本的に治安の道具とする法改悪であることは参議院の審議で明らかとなった。

2人なら共謀罪1人なら精神保健福祉法

私たち全国「精神病」者集団は、いかなる弾圧立法のもとでも、仲間の絆を守り、連帯と団結をもって今後も闘い続けることをここに宣言する

2016年6月16日

全国「精神病」者集団 山本眞理

ご賛同募集中

お名前
公開の可否
を山本眞理@全国「精神病」者集団までお送りください

nrk38816(@)nifty.com  (@)を@に変えてお送りください

賛同者(順不同)
辻 淳子 (夜回り団体 みみず)
城山大賢
吉川健明(医師、当事者)
大井 和明(当事者)
関口満夫
泉州☆精神障害者俱楽部「青い鳥」
大野忠雄
森田ヨシ子
赤川祥夫
藤井理嘉
吉田明彦
髙志博明(精神保健福祉士・社会福祉士)
澤野 治(夜回り団体 みみず )
武永浩徳
中澤 悟
山田たけし(えんぴつの家)
横田眞人
杉田宏
森本孝子(「国連・人権勧告の実現を!」実行委員会)
武藤光政
石地かおる(身体障害当事者)
岡田靖雄(精神科医)
石橋新一
長谷川幸枝
林武文
高見元博
板谷麻生
住田雅清
堀 正明
遠藤竜太
佐々木信夫(弁護士)
富岡厚子
富岡太郎(市川 なんなの会会長)
杉浦恵美
佐藤たもつ(救援連絡センター)
高明伸
中野ひでゆき
後閑一博
米津篤八
内海葉子
医療保護入院制度を考える会
三角忠(編集工房朔)
野村修身(工学博士)
阪本林太郎
山内 覚
府川政人
松浦聡(南部労組・福祉協会)
加藤眞規子(NPOこらーるたいとう代表)
船橋裕晶
齋藤かおる(大学教員・精神保健福祉士)
安藤裕子
桜井まり子(自立生活センターグッドライフ)
古賀典夫
盛田容子
宮崎一
菅原和之(なくそう戸籍と婚外子差別交流会)
西田えみ子(難病を持つ人の地域自立生活を確立する会)
牧田美保(歌人)
阿井公夫(千葉県断酒会会長)


匿名6名

一億二千万人共謀の日 中野駅北口スタンディング

● 4月23日 JR中野駅北口ロータリー 14時から15時
● 共謀罪反対 精神保健福祉法反対 をテーマに一億二千万人共謀の日に参加します
● ビラは用意します、それぞれの思いのフライヤー・ポスターなどお持ちになってご参加を
● 心神喪失者等医療観察法(予防拘禁法)を許すな!ネットワーク呼びかけ

連絡先 080-1036-3685(山本) nrk38816@nifty.com

2017年3月21日の共謀罪阻止の集会での発言要旨

3月21日の共謀罪阻止の集会での発言要旨、5分ですからもっと話しましたが、800字ということで以下
転送公開大歓迎

全国「精神病」者集団という精神障害者の全国組織の山本眞理と申します
私たちは2006年に共謀罪反対声明を出しました。私たちの活動はまず体験の分かち合いとそして医療の名に値しない医療の現実、毎日の苦痛、あるいは被差別体験、経済的苦しさなどなどの苦悩と怒りの共有とそれらへのお互いの共感を根底におきます。そこではたとえば「あの医者は許せない痛い目にあわせよう」「あの精神病院は何とかしなきゃいけない、みんなで押しかけよう」などという発言も当然出てきます。
そうしたときに、「そんなことはしちゃいけません、犯罪になりますよ」などといって発言を押さえ込んでは、私たちの活動も成り立ちません。まずひたすら仲間の思いを聞く、そしてその思いへ共感をすることがこれらの活動の出発点です。私たちは仲間の絆を断ち切る共謀罪の成立を阻止するために闘います。
なおいま国会には精神保健福祉法改悪法案が上程されています、相模原事件の再発防止を目的とした改悪であり根本的な法律の正確の変換です。措置入院から退院するにあたっては支援計画を作るとされていますが、実際は本人抜きで勝手に計画され、とりわけ薬物使用が医療側にわかった場合、確固たる信念による犯罪を企てた場合は警察と協議するとされています。
これでは薬物依存の治療は根底から破壊されてしまいます。また確固たる信念で犯罪を企てる人について警察が逮捕できませんから、当然精神病院に監禁しろということになります。あたかも相模原事件は彼を拘禁し続けたら起きなかったといわんばかりです。人格障害とされ固い信念を持っているなら精神病院に強制入院というなら、この会場にいる方たちほとんどが対象になりかねません、まさに精神医療保健福祉を治安目的で動員する攻撃です。はては精神医療の政治利用にすらなりかねません。2人なら共謀罪1人なら精神保健福祉法、どちらも共に廃案にしなければなりません
共に闘いましょう

全国「精神病」者集団の2006年の声明は以下
https://acppd.org/jngmdp-backup/%E5%85%B1%E8%AC%80%E7%BD%AA/3614

院内集会を呼びかけた100人委員会のサイトは以下是非皆様ご参加を
http://home.kanto-gakuin.ac.jp/~adachi/committee/committee.htm

ご参加は以下から
https://ssl.form-mailer.jp/fms/8bafa546496321

 

精神保健福祉法改正案白紙撤回署名のサイトは以下
https://mental-health.amebaownd.com/

以上ぜひご参加ご賛同を

破防法・組対法に反対する共同行動 共謀罪阻止 2月3月連続闘争

*転送大歓迎!ぜひ多くの皆さんに発信してください。
このメールは、これまで「国際的組織犯罪条約批准・共謀罪新設反対!」の集会・デモに参加された方、
署名に賛同していただいた団体・個人、および戦争と監視・管理社会、警察の権限強化に反対する運動を
取り組んでいる団体・個人から寄せていただいたメール・アドレスにお送りしています。

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ご連絡17-2      破防法・組対法に反対する共同行動
http://hanchian.3zoku.com/
17・2・16
1、安倍の新年冒頭発言以来、衆院での予算審議で議論が白熱し2月6日には法務省が「共謀罪審議はやめてほしい」とネをあげた文書をマスコミや議員に出したこと、激烈な批判を浴びて翌日には撤回したことなどが報道されていますこれはネをあげたことに留まらない行政府が立法府の言論を封じるという憲法無視ともいえる重大な問題を呈しています。アベアベ詐欺の政治姿勢と共謀罪そのものです。それを含めて、今後さらに討論が白熱してゆくことは間違いないと思います。

2、「一般人は対象外」「普通の団体には適用しない」「対象犯罪は絞り込む」「準備行為が必要」「だから共謀罪ではない」「共謀ではなく合意である」「当面盗聴は考えていない」「条約は批准する」「国連加盟国で条約を批准していない国は11か国だけ」などなど、首相の安倍と法相の金田が語れば語るほど矛盾が露呈されて嘘で塗り固められたことが暴露され、「テロ等準備罪」が共謀罪そのもの、思想・団体処罰であることが浮かび上がってきています。そして、「東京オリンピックの成功の為」「テロ対策」が声高に叫ばれてこの不義に訴えて強行突破する浅はかな算段なのでしょう。批判パンフレットを準備しています。

3、〈破防法・組対法に反対する共同行動〉は先日2月12日に新宿西口で「反対情宣」を、国会前で撒いたチラシを見て参加した人たちを含めて30人で行いました(右写真)。この日は新調した赤と青のノボリとプラカードが初めて登場して賑やかさに華を添えました。街頭はまだ熱くはなっていませんが、一人で数枚持ってゆく人たちが5人ぐらいはいたでしょうか。受け取った人は皆にこにこしてあいさつ代わりの情宣活動の一日でした。やはり3度も共謀罪を廃案にしてきた実績の中で培った熱さと、反原発、安保法制反対、秘密保護法反対、沖縄の闘いなどの全国的な蓄積が合流してきていることを実感させました。ちなみに、国会開会日の闘争とそのあとの院内集会は約350人の人たちが参加して通常国会闘争の幕をこじ開けました。
衆院での予算案が2月27日可決、参院予算委員会が2月28日から始まるというように言われ、参院も冒頭から共謀罪での追及が始まるようです。他方、共謀罪の閣議(火・金定例開催)決定は3月10日とも3月末の参議院の予算審議終了後とも、様々な情報が飛び交っていますが当面次の行動予定を組んでいます。国会と呼吸しながらさらに方針が立て込んでくると思います。
2月21日(火)8時30分から13時 国会前行動 @衆院第2議員会館前
2月27日(月)18時~21時 共謀罪緊急討論会? @中央区佃区民館 #講師足立昌勝さん
3月4日(土)18時~21時 戦争・治安・改憲NO!集会 @文京区民センター #講師纐纈厚さん
3月6日(月)11時~11時45分 閣議決定阻止!霞ヶ関集会 @弁護士会館前
3月13日(月)18時集合18時30分出発 戦争・治安・改憲NO!霞ヶ関デモ @日比谷公園霞門
■各地でミニ討論会が始まっています。講師派遣OKですのでご連絡ください。
■昨年12月に合同出版社から「『共謀罪』なんて いらない?!」(1400円+税)が売れてほとんど書店にはありません。共同行動に申し込んでくだされば料金引き換えか受け取り次第お送り・お渡しします。

第19回学習会  現代の治安維持法「共謀罪」

第19回学習会  現代の治安維持法「共謀罪」
―共謀罪法案を成立させずに、国連組織犯罪条約は批准できる―
 2017年1月20日から通常国会が始まりました。この国会には重要法案として、これまで2003年の提出以降、3回も廃案になっている「共謀罪」が、名前を「テロ等組織犯罪処罰法」と変えて提出されています。犯罪が行われていないにもかかわらず、犯罪の計画段階で処罰すると言う極めて危険な悪法です。
 日本は2003年「国連組織犯罪防止条約」を国会で審議し、賛成多数で可決しましたが、この条約を批准するための国内法の整備が出来ていないとして、「共謀罪」を再三提出してきたのです。
 しかも今回は、すでに187の国や地域がこの条約を批准し、2020年のオリンピックまでには何としても国際社会と協力をしなければオリンピックが開催できない、と主張しています。かつて「秘密保護法」を強行採決したときには、国連から日本の「秘密保護法」は国際社会の共通原則である「ツワネ原則」を遵守していないことで、厳しい勧告を受けました。
 今回の国際社会との協調、オリンピック開催に必要という政府の主張について、また今回提出される法案の問題点について、この問題に詳しい海渡雄一さんのお話をお聞きし、一緒に考えていきましょう。
(なお、今国会は予算審議が専決事項であり、前国会で積み残された法案についての審議もあるので、この法案については、3月頃になるのではないかと言われています。)
◆講師:海渡雄一さん(弁護士)
[プロフィール]1955年生まれ。東京共同法律事務所所属。日弁連秘密保護法対策本部副本部長/監獄人権センター事務局長/脱原発弁護団全国連絡会共同代表/脱原発法制定全国ネットワーク事務局長。2011年米紙『フォーリン・ポリシー』世界の100人にパートナー福島みずほさんと共に日本人で初めて選出。『危ないぞ共謀罪』『何のための秘密保全法か』『原発訴訟』など著書多数。
◆日時:2017年3月7日(火) 19:00~21:00
◆会場:連合会館 5F 501会議室(千代田区神田駿河台3-2-11)
千代田線・新御茶ノ水駅 B3出口(徒歩0分)
丸ノ内線・淡路町駅 B3出口(B3出口まで徒歩5分)
都営新宿線・小川町駅 B3出口(B3出口まで徒歩3分)
JR中央線/総武線・御茶ノ水駅聖橋口(徒歩5分)
◆参加費:500円
主催:「国連・人権勧告の実現を!」実行委員会
連絡先(Mail): jinkenkankokujitsugen@gmail.com

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