一億二千万人共謀の日 中野駅北口スタンディング

● 4月23日 JR中野駅北口ロータリー 14時から15時
● 共謀罪反対 精神保健福祉法反対 をテーマに一億二千万人共謀の日に参加します
● ビラは用意します、それぞれの思いのフライヤー・ポスターなどお持ちになってご参加を
● 心神喪失者等医療観察法(予防拘禁法)を許すな!ネットワーク呼びかけ

連絡先 080-1036-3685(山本) nrk38816@nifty.com

心神喪失者等医療観察法(予防拘禁法)を許すな!ネットワーク4・29連続学習討論会 No.27

内田博文さん著 『刑法と戦争ー戦時治安法制のつくり方』を読んで

■日時:2017年4月29日(土)13:30開場、13:30~16:30
■場所:スマイル中野5階 第一第二会議室(JR中野駅北口徒歩5分)
TEL:03-5380-0891 │
□提起:山中雅子さん(刑法全都実)
■参加費:300円

いかが当日のレジュメです とても勉強になりました
ネットワーク学習討論会2017年4月29日すまいる中野

□内田さんにはこれまで何度か全国集会や学習会などでお話しをしていただいています。そのうちの15/11/29全国集会の講演と15/3/19院内集会の講演レジュメ掲載のパンフ「再犯防止を掲げる刑事政策と医療観察法」を発行し多くの方々に読んでいただきました。
□その内田さんが一昨年12月に「刑法と戦争-戦時治安法制のつくり方」を出版しました。内田さんは「はじめに」で、以下のように述べています。「再建共産党に一斉検挙が行われ、治安維持法が改正された」昭和3年(1928年)は「その後の戦線拡大にとって重要な意味を持つと同時に、戦時体制を支える柱の一つの治安維持法の展開にとっても画期となる年であった」「私たちが置かれている状況は、この昭和3年に似ている」と。
□秘密保護法、盗聴法改悪、戦争法、マイナンバー制度、「一億総活躍社会」等々、戦争国家化・治安国家化が急速に進行しています。そして今国会に現代版治安維持法の共謀罪法案、精神障害者監視強化の精神保健福祉法改悪案が上程されました。私たちもいま法案成立阻止にむけた闘いに全力で取り組んでいるところです。
□内田さんは、人間が繰り返してきた「過ちから多くの教訓を引き出し、それを活かすことによって再び過ちを繰り返さないようにすることはできる」とし、「歴史から学ぶ」ことの大切さを強調しています。自らの経験からえた確信による言葉だと思います。
□大変な状況であるからこそちょっと立ち止まってこの「刑法と戦争」を読み、歴史から学びたいと思います。多くの方のご参加を訴えます。

2017年4月13日 なんと政府が精神保健福祉法改正の趣旨修正!! 前代未聞

政府は、精神保健福祉法改正案概要のポンチ絵1枚目、冒頭以下改正の趣旨を削除
「相模原市の障害者支援施設の事件では、犯罪予告通り実施され、多くの被害者を出す惨事となった。二度と同様の事件が発生し
ないよう、以下のポイントに留意して法整備を行う。」

白紙撤回しかないだろうが、顔洗って出直せ
以下4枚目までが新しく示された法概要
5,6,7枚目が国会審議に向けて趣旨説明で出されていた法概要

新旧の法案概要PDFファイルダウンロード

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優生保護法廃止後も退院条件としてパイプカット強制

今こそ、優生手術からの人権回復をめざそう!

国は、強制的な優生手術について検証し、被害者への謝罪と補償を!

昨年7月に起こった相模原障害者殺傷事件は、私達の社会に優生思想と障害者への差別・偏見が根強く存在することを痛感させました。

日本では、「優生上の見地から不良な子孫の出生を防止する」ことを目的に掲げた優生保護法のもとで、遺伝病や精神病、知的障害のある人に対して、本人の意思に基づかない強制的な不妊手術が行われてきました。被害者は、公的な統計だけでも約16,500人に上ります。

優生保護法は、1996年に障害者差別にあたる条文を削除して「母体保護法」に改定されました。しかし、優生保護法による差別や人権侵害についての検証も反省も行われなかったばかりか、国は、今も「強制不妊手術は、優生保護法のもとで合法的に行われた。したがって、補償することは考えていない」との態度に終始しています。

相模原事件が引き起こされた背景には、優生保護法の犯した罪に真摯に向きあってこなかった社会、「優生思想は絶対に許さない」というメッセージを一度も発することのなかった国・政府の存在があります。

 

優生手術は憲法違反であり、「性と生殖に関する健康・権利」の侵害

今年の2月22日、日本弁護士連合会は「旧優生保護法下において実施された優生思想に基づく優生手術及び人工妊娠中絶に対する補償等の適切な措置を求める意見書」を公表しました。意見書は、優生思想に基づく不妊手術と中絶の強要は憲法違反であり、被害者の自己決定権と「性と生殖に関する健康・権利」を侵害したと指摘し、国に対し、速やかな実態調査の実施、被害者に対する謝罪、補償等を行うよう求めています。

国連の規約人権委員会(1998年、2014年)、女性差別撤廃委員会(2016年)からも、日本政府に被害者への謝罪と賠償が勧告されています。

国は直ちに優生手術の実態解明と被害者への謝罪と救済を行うよう求めます。

 

優生保護法がなくなった2003年にも、精神障害を理由に不妊手術強要の事例が!

現在、優生手術の被害者として声を上げておられるのは71才になられる飯塚淳子さん(仮名)お一人ですが、その背後には、苦しい体験を心の奥底に秘している多くの被害者がおられるはずです。最近になって、ひとりの親族の方から被害の情報が寄せられました。

さらには、差別条項が削除され、強制不妊手術の規定がなくなったはずの2003年に、精神病院に入院中の男性が、ケースワーカーや担当医、親族らに「パイプカットをしないと、一生入院させておく」と言われ、仕方なく不妊化措置を受けさせられた例も明らかになっています。

 

優生手術についての情報をお寄せください

優生保護法のもとで、不妊手術を受けさせられた方、身近にそのような経験を見聞きした方は、ぜひとも、ご連絡ください。また、障害を理由とした子宮や卵巣の摘出、卵巣への放射線照射、パイプカット等についての情報をお持ちの方は、下記まで、情報をお寄せください。

共同で、人権回復をはかりましょう。

 

優生手術に対する謝罪を求める会

メール:ccprc79@gmail.comTel/Fax:06-6646-3883 (「ここ・からサロン」気付)

フェイスブック:https://www.facebook.com/motomerukai2017/

〒162-0065 東京都新宿区住吉町3-4 ローゼンハイム505 ジョキ内

「SOSHIREN 女(わたし)のからだから」気付(http://www.soshiren.org)

呼びかけビラこちらからPDFファイルダウンロード

優生手術について-1

シンポジウム“排除される命を問う”

《緊急の御報告》

3月29日、本企画の主役であった平沢保治さんが緊急入院されました。一事集中治療室に入られたとのことで大変心配したのですが、今は一般病棟に移られて、大事に到らず、とても安堵しています。
本番はやはりご無理とのこと。しかし「今回のイベントに参加できないこと大変申し訳ない」とおっしゃられているというお話を資料館の方から伺いました。こちらのことはどうぞ気になさらず、ゆっくり静養していただきたいとお伝えしました。

また平沢さんのピンチヒッターとして、ハンセン病資料館の社会啓発課長、儀同政一さんが「ハンセン病と人権~ハンセン病問題から学ぶこと~」という演題で1時間講演してくださることになりました。平沢さんの講演を楽しみにしてくださっていた方々には申し訳ありませんが、実行委員一同、その穴を埋めるべく気を引き締めてこのイベントに臨みたいと思います!

平沢保治さんを囲んで
シンポジウム“排除される命を問う”

集団の価値を、個人よりも優先する世の中で、真っ先に、いなかったことにされていく命があります。
そうした世の中では、誰もが「明日は我が身」と不安を抱えながらも、それを認めようとはせず、集団の価値をみずからと同一化させ、より弱い人々をいじめることにやっきになります。
その矛盾した状況から起こったこととしか思えない事件が起こりました。昨年7月の「津久井やまゆり園」での大量殺人事件です。「社会に役立たないものは殺してもいい」という容疑者の言葉は、まさに排除を具現化したものでした。
今、我が国の近代史に一つの汚点として残るであろうハンセン病患者隔離の歴史、そしてその変革を求める運動の歴史を振り返ることは、排除された命の声に、静かに耳を傾けることであり、それは同時に、あなたの中にある不安にも耳を傾ける作業になることでしょう。ハンセン病運動に学びつつ、弱い私たちがそれでも尊厳を持って生きていける世の中に向けて、いったい何ができるのかを、ご一緒に考えることができたらと思います。

日時:4月12日(水)12時スタート(開場11時30分)
会場:国立ハンセン病資料館映像ホール
(東京都東村山市青葉町4-1-13)
アクセス
・西武池袋線清瀬駅
南口からバス久米川駅北口行き約10分「ハンセン病資料館」下車
・西武新宿線久米川駅
北口からバス清瀬駅南口行き約20分「ハンセン病資料館」下車
・JR武蔵野線新秋津駅から徒歩約20分
またはバス久米川駅北口行きで約10分「全生園前」下車徒歩10分

入場無料
主催:平沢保治さん講演会実行委員会

【タイムスケジュール】
※司会:高山正樹
11:30 開場
12:00 趣旨説明(上田要&熊谷晋一郎)
12:20 「沖縄愛楽園から伝えたいこと」書き起こし字幕付き上映
13:00 平沢保治さんの講演 “いのち生きる歓び”
儀同政一さんの講演
“ハンセン病と人権~ハンセン病問題から学ぶこと~”

14:00 上田要&熊谷晋一郎トーク「相模原事件が問うもの」
続けてお客様を交えてのフリートーク
※以上、手話通訳・要約筆記あり
※15:30~雨ではなく花も散っていなければ お花見

お問い合せ:
TEL:03-3489-2246(M.A.P.内 担当:たかやま)
FAX:03-3489-2279
Mail:mpro@mbh.nifty.com

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