心神喪失者等医療観察法(予防拘禁法)を許すな!ネットワーク4・29連続学習討論会 No.27

内田博文さん著 『刑法と戦争ー戦時治安法制のつくり方』を読んで

■日時:2017年4月29日(土)13:30開場、13:30~16:30
■場所:スマイル中野5階 第一第二会議室(JR中野駅北口徒歩5分)
TEL:03-5380-0891 │
□提起:山中雅子さん(刑法全都実)
■参加費:300円

いかが当日のレジュメです とても勉強になりました
ネットワーク学習討論会2017年4月29日すまいる中野

□内田さんにはこれまで何度か全国集会や学習会などでお話しをしていただいています。そのうちの15/11/29全国集会の講演と15/3/19院内集会の講演レジュメ掲載のパンフ「再犯防止を掲げる刑事政策と医療観察法」を発行し多くの方々に読んでいただきました。
□その内田さんが一昨年12月に「刑法と戦争-戦時治安法制のつくり方」を出版しました。内田さんは「はじめに」で、以下のように述べています。「再建共産党に一斉検挙が行われ、治安維持法が改正された」昭和3年(1928年)は「その後の戦線拡大にとって重要な意味を持つと同時に、戦時体制を支える柱の一つの治安維持法の展開にとっても画期となる年であった」「私たちが置かれている状況は、この昭和3年に似ている」と。
□秘密保護法、盗聴法改悪、戦争法、マイナンバー制度、「一億総活躍社会」等々、戦争国家化・治安国家化が急速に進行しています。そして今国会に現代版治安維持法の共謀罪法案、精神障害者監視強化の精神保健福祉法改悪案が上程されました。私たちもいま法案成立阻止にむけた闘いに全力で取り組んでいるところです。
□内田さんは、人間が繰り返してきた「過ちから多くの教訓を引き出し、それを活かすことによって再び過ちを繰り返さないようにすることはできる」とし、「歴史から学ぶ」ことの大切さを強調しています。自らの経験からえた確信による言葉だと思います。
□大変な状況であるからこそちょっと立ち止まってこの「刑法と戦争」を読み、歴史から学びたいと思います。多くの方のご参加を訴えます。



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