全国「精神病」者集団ニュース 2001年6月号

2001年6月発行の「ニュース」抜粋です。 一般定期購読は有料(年6回程発行1年分5000円)です。(病者である会員の購読は送料も含めて無料となっております。)

目録

ごあいさつ

(略)

お便り

(略)

国会議員の差別発言

本の紹介
『自立生活運動と障害文化――当事者からの福祉論』

(略)

窓口入手資料

(略)

夏期カンパ要請

会計報告


全国「精神病」者集団
ニュース


ごあいさつ

さわやかな初夏の日々を楽しむことなく、この時期特有の不調に苦しんでおられる仲間も多いことと思います。皆さまいかがお過ごしでしょうか。

全国精神障害者家族会連合会(全家連)によると厚生労働省では精神保健福祉法32条見直そうと「精神障害者通院医療費公費負担の適正化のあり方に関する検討会」を昨年発足させ、第4回の検討会が、3月14日に行われたとのことです。検討されてきたのは、

  1. 創設当時は分裂病圏が中心だったが、近年それ以外の軽症患者の利用が増えている。対象の見直しが必要ではないか。
  2. 対象となる医療の範囲について、精神障害に直接起因しない症状についても公費負担の対象としている例が多く見受けられる。対象の範囲を見直すべきではないか。
  3. 精神科デイケアが90年代に入って急増しており、公費負担のなかでも大きな比重を占めている。デイケアの実施方法とその効果などについても検討すべきではないか。

などだそうです。さらに厚生労働省側は検討会に対して、所得制限の導入や負担率の見直しを提案しているとのこと。

この精神保健福祉法32条はそもそも1964年に駐日米大使ライシャワーが「精神病」者に刺された事件をきっかけに生まれたものであり、福祉的側面のみならず地域の「精神病」者管理という治安的側面をもった制度です。今世界的にも米国(米の家族会NAMIが製薬会社と手を組み推進しており、州によってはすでに導入済み)あるいはオランダで、地域における強制医療法(自宅にいても服薬や注射を強制され、それを拒否すれば強制入院させられる法律)が作られようとしています。厚生労働省と法務省の合同検討会でもこのことが報告されています。

今日本でも「デイケアや訪問看護を受け入れなければ入院」という恫喝がなされています。一方生活保護もとれず32条を使うにしても病院に通う交通費がない、という訴えすら耳にします。

強制医療拒否権はなく、一方で私たち自身が望む医療を受ける権利、通院医療機関を選ぶ権利もまた保障されていません。32条のみならず精神医療の全ての分野において私たち自身の生命にかかわることが、私たち抜きに、国家、家族、精神病院の都合で決められようとしています。

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北から 南から 東から 西から


(略)


お便り

I

集団のニュース見るたび精神病者を取り巻く環境が決して楽観できない。むしろ後退しているのを感じます。

私は年齢にも負けず今恋愛中です。

残念ながら今のところ片思いですが、この恋は成就しそうです。

私が慌てなければ。

街に行き、カップルの手をつないだところは、しゃくにさわっていましたが、今はあんなになりたいなあと思えるようになりました。

これは、病気の為恋愛さへ失い、青春はいつだったか思い出せない病者のため息です。

恋と言えど真剣勝負です。

限られたチャンスを生かさんと。

(略)


国会議員の差別発言

けん

達増議員(自由党)の差別発言に関し以下の抗議メールを送りました。詳しい報告は次号で。

5月15日(火)に国会での達増拓也議員による田中真紀子外務大臣への質問において、(田中大臣の行動は)『「精神分析」の対象となるものだ』との発言がありました。この発言は「精神病」者への偏見を反映した「精神病」者への偏見を助長するおそれの大きい発言であって、強く抗議すると同時に説明を求めます!

全国「精神病」者集団のホームページ(私設)管理人
佐藤健二

(略)


本の紹介

長野英子

全国「精神病」者集団の闘争の歴史について書きました。

『自立生活運動と障害文化――当事者からの福祉論』

全国自立生活センター協議会編・発行
現代書館発売
3500円プラス税

身体障害者が中心の自立生活センター協議会の本ですので、身体障害者の文章が中心です。資料年表も身体障害者が中心ですが、「精神病」者としては長野英子と全精連の加藤真規子さんの二人が書いています。

個人の聞き書きの部分は身体障害者がほとんどで「精神病」者はいませんが、それぞれの長い闘いの歴史はこの国の障害者解放運動の歴史として参考になります。

(略)


窓口入手資料

  • 精神科医による山上晧批判論文
  • 法務省厚生労働省合同検討会 第1回議事録

インターネットでも厚生労働省のホームページで読めます。
http://www.mhlw.go.jp/search/mhlwj/mhlw/shingi/0101/txt/s0129-2.txt


(略)


夏期カンパ要請

日頃の会員の皆さまのご協力および支援の皆さまのご支援に感謝いたします。

厚生労働省法務省の精神医療総体の保安処分に向けた再編への合同検討会も始まり、私たち「精神病」者を窒息させていく攻撃が強まっています。また精神医療の現場でも強制入院や強制医療だけではなく、入院拒否や強制退院に見られるような医療拒否によって命を奪われる仲間の例が後を絶ちません。

この現状の中で私たち全国「精神病」者集団は、今後も反保安処分、もっとも排除された仲間とこそ結びつくことをめざし日常的な活動を継続していかなければなりません。一人一人の会員の命を守る活動を基本に据え、今後もさまざまな形の救援の闘いを進めていかなければなりません。

同時に圧倒的な保安処分攻撃に対する闘いにも立ち上がっていかなければなりません。

しかしながら全国「精神病」者集団は会計報告にありますように、慢性的な赤字に苦しんでおり、このままではニュース発行すらおぼつかない状態です。ニュースは仲間の絆であり命綱です。ニュース発行や手紙電話の交流をとぎれさせるわけには参りません。事務所の撤去による赤字財政の解消を考えていますが、事務局員の不調によりその具体化さえままならないのが今の全国「精神病」者集団の実態です。

全国「精神病」者集団の事務局員はもちろん無給、交通費その他活動費は全て手弁当です。経済的逼迫の中で現在事務局員は全員倒れています。会計の赤字分はすべて「精神病」者の一会員からの借金です。この会員もよそから借金をして全国「精神病」者集団に貸している状態です。

リストラ、介護保険の導入やら年金の削減といった厳しい状況で皆さまもさまざまな形で苦しんでおられることと存じます。そうした中でカンパのお願いをするのは大変申し訳ありませんが、どうか全国「精神病」者集団存続のためにカンパにご協力くださいませ。

なおニュース購読料や資料代の請求書(郵便振替用紙は請求書ではありません。「精神病」者会員はニュース購読料も会費も無料ですのでご心配なく。振替用紙はカンパを下さる方への便宜のために全員の同封しております)が入っていた方はどうかニュース購読料、および資料代をお振り込みいただけますようお願いいたします。

全国「精神病」者集団の財政はニュース購読料とカンパのみに頼っております。皆さまの中で余裕のおありの方はどうか健常者の有料購読者をご紹介いただけますようお願いいたします。窓口に申し出ていただければ、ニュース呼びかけビラと見本誌をお送りいたします。なにとぞよろしくお願いいたします。あと40名の有料購読者が増えれば、全国「精神病」者集団の赤字は解消いたします。

2001年6月

カンパ振込先

郵便振替口座 00130-8-409131
口座名義 絆社ニュース発行所


会計報告

2000年4月1日~2001年3月31日

収入

ニュース代 134,400円

カンパ 86,730円

夏カンパ 308,658円

資料代その他 144,337円

冬カンパ 264,900円

分会分担金 30,000円

利子 12 円

支出

印刷費 8,758円

家賃 720,000円

水道代 17,580円

光熱費電話代 38,978円

事務所契約更新料 120,000円

通信費 108,053円

文具 4,026円

その他 (預かり本代金他) 57,270円

障定協分担金 14,142円

計 969,037円
計 1,088,807円

今年度の収支 -119,770円
前年度より繰り越し -270,345円
来年度に繰り越し -390,115円


日本精神神経学会はマドリッド宣言およびそのガイドラインに基づき、死刑への関与拒否を表明せよ

= 日本精神神経学会はマドリッド宣言およびそのガイドラインに基づき、死刑への関与拒否を表明せよ=

 1996年WPA(世界精神医学会)はマドリッドにおいて精神医療の倫理面における宣言を出し、
同時に特別領域におけるそのガイドラインを出した。このマドリッド宣言はWPAに参加する各国学会によって支持されたものであり、
「どの国の学会でも尊重されなければいけないものである」(日本精神神経学会とWPA執行委員との合同会議録よりOkasha次期会長発言、
学会誌99巻10号)。このガイドラインは死刑について以下のように述べている。
「いかなる場合であろうと精神科医は法の下での死刑執行に関与すべきでない。
また囚人の処刑ができるという能力評価に精神科医は関与すべきでない」。

 ひるがえってこの国の死刑執行の状況はどうか?

 1993年3月26日3人の死刑囚の死刑が執行された。

 その内の一人大阪拘置所で処刑されたK氏が「精神病」者と判明している。Kさんは事実関係の誤りを求めて再審準備中であり、
中道武美弁護士は彼の弁護人であった。大阪拘置所によると、Kさんは確定判決前1982年1月14日に外部の精神科医が彼を診察し
「幻覚妄想状態(分裂病の疑い)」であると診断した。
以上は中道弁護士の問い合わせに対する大阪拘置所の1985年11月12日付回答である。
しかし拘置所はKさんを病院や医療刑務所に移送することはせず、半年に1回専門医の診察を受けさせるだけで、漫然と投薬を続け放置していた。
そして政府はKさんを処刑した。

 「死刑に直面している者の権利の保護と保証の履行に関する国連決議(1989年1のD)」(日本も賛成票を投じている)では
「判決の段階又は処刑の段階を問わず、精神障害者又は極度に限定された精神能力者に対する死刑は排除すること」と明記されている。
また国内の刑訴法479条には死刑の言い渡しを受けた者が「心神喪失の状態にあるときは法務大臣の命令によって執行を停止する」とある。
Kさんの処刑は明らかにこれらに違反した不当違法な処刑であった。

 この処刑に関してはWPA Review Committee on the Abuse of
Psychiatryの委員長Marianne Kastrup氏から筆者へ、
委員会としてこの件に関し事実解明をする必要があるという結論が2000年9月にでて、日本の学会と連絡を取る予定との連絡があった。
またすでにKさんの処刑直後にも本学会に対しWPAより「どの医者がどのように処刑に関与したのか」という質問がきているはずである。

 その後も精神障害を疑われる死刑囚の処刑が続いている。1995年に福岡拘置所で覚醒剤使用中の事件であると再審請求を繰り返し、
処刑直前にも再審請求書を書き続けていたHさん(覚醒剤の後遺症に苦しんでいたと伝えられている)が処刑され、
1997年8月1日には精神障害を疑われるNさんが東京拘置所で処刑された。さらに2000年11月30日には3名の死刑執行が行われ、
その内福岡拘置所のOさんが精神病に苦しんでいたと伝えられている。

== <日本の医師、精神科医はどのように死刑制度と関与しているか?>==

 まず逮捕の時点である。主治医がいる患者の場合、主治医が事情聴取され、「勾留に耐えるかどうか?」問われる場合がある。
私の救援活動の経験ではこうした場合、「勾留の条件」すなわち獄中が患者にとってふさわしい状態か否か? 独房の日当たり、風通し、暖房、
その他の条件、そして医療条件を調べることなく、「勾留に耐える」と警察に告げた精神科医がいた。その精神科医はその後
「拘置所は暖房ないんですか?」とビックリしていた。寒冷地の冬のことである。精神科医も科学者であるなら、「勾留に耐える」と判断する際
「勾留条件」を考慮することは当然ではないか? 

 加害者が大けがをしていれば取り調べや勾留よりもまず医療が先行するのは当然である。精神科でも当然その措置がとられるべきである。

 法的にも監獄法43条において「精神病、
伝染病その他の疾病にかかり監獄において適当な治療を施すことができないと認められるときは、病者を情状により仮に病院に移すことができる」
とされている。

 主治医あるいは監獄の医者、外部から招聘された医者は、「精神病」者の防御権の保障のためにも、生命の保障のためにも、
上記の措置がとられるようつとめるべきである。しかしながら、今日本の精神科医はそうした視点を持ち得ないでいる。それゆえ、
自分に対して何が行われているか理解もできない状態で、取り調べがすすめられ、裁判手続きが進行し、死刑判決を下される例も存在する。

 上記のように逮捕取り調べ、そして裁判の過程で精神科医は患者の利益に立たない形で死刑制度に関与している。

 日本精神神経学会自身1992年4月4日(平成4年)付け厚生大臣宛の「精神保健法見直し」についての要望書において、
「精神保健法の見直し――国連決議との関連において――」のなかで、「精神保健法第50条(現行法43条)に関して、原則20の規定から、
この条文の中に『矯正施設に収容された精神障害者についても、この法律に定められた人権擁護の規定は適用される』と規定する必要があろう。」
と述べているが、この視点からも精神科医は刑事施設に入れられている精神障害者について人権保障、医療保障、
および医療的環境の保障を行うべきであろう。

 また国連原則20の趣旨からいえば、この国の現状の獄中医療は全てこの原則に違反している。
川中鉄夫さんの例に典型的に見られるように、半年に1回の専門医の診察は、決して「最善のメンタルヘルスケア」とは呼べない。
実際に獄中体験者の証言によれば、インフォームド・コンセントもなしに薬を漫然と与えられている実態がある。
また獄中では医療より懲罰が先行している実態がある。弁護士の調査によれば、病状の苦しさのあまり大声を出せば、即懲罰、自殺は「脱獄」
同様にとらえられ、懲罰が医療に優先する。こうした懲罰を科す場合、形式的には医師の診断が必要とされているはずである。
こうしたとき国連原則20の趣旨に基づき、また倫理的職業的責務に基づき、医師が積極的に獄中者を防衛しなければならない。

 しかるに現状はそうなっていない。むしろ機械的に懲罰できると判をついているのが実態である。

 こうした獄中処遇の中で精神疾患に苦しむ死刑囚はその状態を悪化させられている。そうした精神疾患の悪化ゆえに、
弁護士や支援者との意思の疎通を取れない状態に追い込まれたり、防御権を行使できず、控訴・上告を取り下げたり、
再審をあきらめたりしている死刑囚が存在する。

 獄中処遇の実態においても精神科医が上記のように患者の利益に立たない形で死刑制度に関与している。

 元法相佐藤恵氏によれば死刑執行のサインを求められる際に、添付資料として「精神的に健康」という資料がつけられていたそうである。
死刑執行の過程においては「執行できる心身の状態にあるか否か」がチェックされることになっている(裏面参照)。

 Kさんについても必ず精神科医が「執行できる」というサインをしているはずである。日本の精神科医は明白にガイドラインに反し
「死刑に関与」している。

 さらに処刑に医師が立ち合い検死していることは後述するようにアメリカ医師会の代議員会決議では禁止されている、
「医師の処刑への関与」にあたる。

== <APAの態度表明>==

 いわゆる「先進国」中では日本とアメリカだけが死刑制度を維持し続けている。しかし日本の死刑制度が「密行主義」であり、
また死刑囚の通信面会の権利が1963年の法務省通達以降著しく制限されているのに比して、
アメリカでは死刑囚は州によっては電話もかけることができるし、またどこでも通信面会の権利は日本よりはるかに保障されており、
死刑確定囚とマスコミとの接触も盛んに行われている。

 こうした状況下で、アメリカでは死刑の存廃をめぐり市民が議論するための情報が日本よりはるかに多く提供されていると言える。

 そうした背景があるにせよアメリカの医師会や精神医学会American Psychiatric
Association(APA)は以下の決議や活動を行い死刑に関し積極的な発言と態度表明を行っている。

 1980年American Medical Associationは
「生への希望のある限り生命維持に献身すべき職業者の一員として、医師は法の下での処刑に関与するべきではない」と公式に立場を表明。
同年APA決議「直接的であれ間接的であれ、医師が国家に処刑者として仕えることは、医療倫理の退廃であり、
治療者であり慰安者であるべき役割を腐敗させることである。したがってAPAは精神科医の処刑への関与に強く反対する」。
そのほか被告人の将来の危険性(これが死刑の根拠の一つとなる)について100%危険性を予測できるとして、
手続き上も問題ある鑑定と証言をしている精神科医に対してAPAの評議委員会は正式に懲戒処分を出している。
ちなみにこの精神科医が将来も殺人を犯すと鑑定した人の中には後に無罪が証明された方も入っている。
またAPAは将来の危険性については法手続上の証拠となるほどの信頼性はないと「裁判所の友(amicus curiae)」(
「裁判所の友」とは日本にはない制度であるが、当事者以外の第三者が事件の処理に有用な意見や資料を提出して裁判所を補助する制度で、
「市民の司法参加」の一形態である)として法廷に意見を出すなどの行動も積極的に行っている。

 また1990年12月にはAmerican Medical Association’s House of
Delegatesは医師の処刑への関与への反対と、処刑への関与の定義の拡大を確認し決議している。決議は「死因を証明すること」
をのぞき医師の処刑への関与に反対した。このことは1980年の決議よりさらに進んで医師の処刑への関与の定義を拡大しており、「死の宣告」
も医師はすべきでないことを意味している。つまり医師が死の宣告をするとしたら、もし死刑囚が完全に死んでいないとき、
もう一度の処刑をさせることになるからである。決議によれば医師は死刑囚の死が確認されたあとにのみ関与できるのである。

 この決議の定義によれば、日本で行われている医師による処刑の際の検死は、明白に医師の処刑への関与となる。

<今学会に求められているもの>

 日本精神神経学会は最低限マドリッド宣言およびそのガイドラインを尊重しかつそれを改めて公に宣言すべきである。
APAの姿勢に学ぶ必要がある。もちろんAPAの決議にも関わらずアメリカにおいては日本とは桁違いの数の死刑執行が行われ、
そして多数の精神障害者が処刑されている。その意味ではいかにガイドラインを実効あるものにしていくか、その行動も問われている。

 たしかに日本の死刑制度の極端な「密行主義」
および死刑確定囚の通信面会の制限が死刑囚の実態およびそれに関与する精神科医の実態を知るために大きな壁となっている。
しかし上記のように精神科医が死刑制度に深く関与している実態があるとき、まず学会内において死刑制度および死刑囚の実態、
死刑執行の実態について、そして精神科医が医師としていかなる関与をするべきなのか?
 あるいは関与すべきでないか議論を巻き起こす必要がある。そのためにも学会内に死刑問題委員会を発足させることを強く訴えたい。

2001年5月

全国「精神病」者集団会員

  山本真理

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== 資料==

死刑執行までの手続き

①裁判での死刑確定

    判決・裁判記録

②高等検察庁・検事長→法務大臣へ上申書

    判決・裁判記録

③法務省刑事局付け検事の審査

    疑問があれば再調査→刑事局会議

(1)刑執行を停止する事由はあるか

(2)非常上告の事由があるか

(3)恩赦に相当する事由があるか

  死刑執行起案書 

(1)犯罪事実

(2)証拠関係

(3)情状

(4)結論

④刑事局・参事官→総務課長→刑事局長

    各担当者が精読の上決済

⑤矯正局・参事官→総務課長→矯正局長

(1)執行していい心身の状態か否か   

(2)恩赦の上申をする事由があるか否かを確認

⑥保護局・参事官→恩赦課長→保護局長

  恩赦に相当する事由があるか否かを確認

⑦刑事局

⑧法務大臣官房・秘書課長→官房長→事務次官(事前に大臣の内諾をとってから提出)

⑨法務大臣

 執行命令書にサインする

⑩高等検察局

⑪拘置所長   

 発令されてから 5 日以内に死刑執行

全国「精神病」者集団ニュース 2001年4月号

2001年4月発行の「ニュース」抜粋です。 一般定期購読は有料(年6回程発行1年分5000円)です。(病者である会員の購読は送料も含めて無料となっております。)

目録

ごあいさつ

(略)

最低レベルの医療

(略)

最近の世の中の動き

(略)

図書館に「病」者の本を!

(略)

反保安処分資料集発行

(略)

編集後記


全国「精神病」者集団
ニュース


ごあいさつ

(略)

全国「精神病」者集団もおかげさまで会員が増え、たくさんのお手紙をいただいております。お手紙を読ませていただく中で、「精神医療は何一つ変わっていない」というため息をつく毎日です。かつての精神医療改革派の精神科医たちの中には「今や精神医療はよくなった。われわれの主張が通った」という考えをもっている人もいるようですが、彼らはいったい何も見何を聞いているのでしょうか?

ある「精神病」者仲間が専門家と討論する学習会のあと、私たちの感覚ではとても容認できない発言をする専門家について「あのタイプの専門家は、批判されると精神病院に帰って入院患者に当たり散らすタイプだから、批判できない」とロビーで話しておられました。こうした関係性の中で、彼ら専門家は私たちの言葉を聞くことができないでいるのでしょう。

そしてこうした仲間の「配慮」のおかげで、精神病院はかろうじて運営されているとも言えます。

一体彼らは何の「専門家」なのでしょうか?

この程度の連中が、私たちを診断し裁いているのです。そして彼らは「私たちのために」地域生活支援体制まで作るそうです。彼らに「犯罪防止」などさせたらどうなるでしょうか?

(略)

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北から 南から 東から 西から


(略)


最低レベルの医療

(略)

今月で入院X年(任意開放病棟)が経ちます。この4年間(閉鎖病院)入退院の繰り返しで、このまま一生終わってしまうのかと思ったくらいです。病気になる数ヶ月前までは看護婦として医療に従事する立場にありました。閉鎖病院では強制的治療が行われることがうすうす分かっておりましたので、症状のみを医師に伝え、その裏にある家族、親子、世間のドロドロした関係は全く話せるような状態ではありませんでした。

擦り切れた畳部屋、冷暖房の不備、10カ所あるトイレの7カ所は流れないあるいは流れの悪いものばかり、入浴は週2回(祝日が重なると1回)と環境は最悪。夏は脱水にでもなるのではないか、冬は室内でも手袋と厚手の靴下は必需品。看護婦は「今から食事だから忙しいから」と「声をかけないで」という始末。状態の悪い患者さんがいると「あんな事してバカじゃないのねえ」と私に同意を求める看護婦までいる。

最低レベルの医療がそこにありました。忍耐も底をつき、食べないで歩き続け、私は死ぬと言い、現実から逃げようとしました。どうしてそんなこと言うのか、どうしてそんな行動をとるのか、と聞いてくれる医療従事者がいてくれたならば、私は冷静に話せたかもしれない。でも私のとったことは異常としか見てもらえず、看護士2人に取り押さえられ、保護室に入れられパンツを下げられ、注射を打たれ、黙らされ、懲らしめられました。その時の屈辱は二度と忘れません。

この4年間の入院で家族の溝は深まるばかり、夫も仕事家事、子の育児、医療不信にまで陥り、先日の外泊時、とうとうそれぞれの人生を考える時がきたかもしれないとの話になりました。私も病気にはなったけれど、自分の生き方を選び取る権利はあると思う、と今は思っています。しかしハンディを負っている今、生きなければ、生きなければ、自分に負けるのはくやしいと思えば思うほど「絶望」の2文字が私の中で勝ってしまうのです。ニュースを見ながら、私一人ではないと感じ闘っています。

『精神医療』「ニュース」を読み、日本はこんな奇妙な法律をたくさん設け、私たちを精神病院という箱に叩き込み、何事もなかったかのようなとんでもない事実がそこにある、そのことを教えてもらい、ひどいイラダチを感じています。

かつて医療従事者の立場であった私はとても恥ずかしい。もし現場に戻れるようなことができたならば、私は精神病者の味方となり、苦しんでいる人々を解放する努力をしたい。生きよう、生きて声を上げ続けよう。仲間に加わらせていただけたら幸いす。それでは失礼いたします。


最近の世の中の動き

埼玉 F

さて投稿しようと思ったのは最近の世の中の動きが、テレビで報じられるからです。

今年も死刑執行3名で連続8年と報じられていました。とすると8年で少なくとも30名ぐらいの方が死刑されたことになります。以前法務大臣になった人は自分の任期中はやりたくなくつつがなく許可を後任に回して避けようとしてそうすると誰もやらないからと決断を下した法務大臣は憎まれ役をかって出たことでしょう。

(略)

さて、11月30日、テレビ朝日で報じられた精神病院はショッキングでした。どこか他の県かと思っていたら、埼玉県の庄和町朝倉病院という聞き慣れない病院名で、翌日の新聞にも報じられました。

(略)

テレビで内部の模様を映していました。IVHという静脈注射を打ち続け高額の薬をつかわんがために、7点拘束でぶったまげました。電気ショックだとお金にならないので24時間連続拘束し続けんがために金儲けで、特に福祉の人、老人を無意味な手術をしたり……。新聞テレビで報ずる限りのことですが、余りにもひどく、人を人とも思わないで人をあつかった院長の非人間性、医者や経営者である前に一人の人間であるはずなのに、ヒポクラテスの誓いも何のそのアウシュビッツを思わせる悪魔の仕業、皮肉なのはたまりかねたナイチンゲール誓詞を遵守した元看護婦さんの証言である。「ゆるめてくれ」「水飲ましてくれ」という叫びで「先生は狂っておられるのだ」と。

犬や猫じゃあるまいものを腰に紐をしばってつながれている。こうゆうことを率先してやった院長が晩年自分がこうゆう目にあったらどうするのか。

「六号室」の小説を身にしみて味わったらいい。

よりによって埼玉にふってわいたこんな悪質病院があったこと本当にビックリしています。

こんな病院ぶっつぶれてほしいものだと思います。

(略)


図書館に「病」者の本を!

私は、同性愛者などのセクシュアル・マイノリティ(性的少数派)解放運動を支援する団体と、アムネスティという国際的な人権擁護の市民団体に入っています。そのどちらでも、自分たちの関連の本を公共図書館、学校図書館にリクエストして置いてもらう活動をしています。

全国「精神病」者集団のみなさんにも、このニュースで紹介されている本を、図書館にリクエストする運動を呼びかけたく思います。

リクエストは簡単で、本の題名、出版社、自分の名前と電話番号(など)を所定の紙に書いて、カウンターの職員に出すだけです。図書館になければほとんど必ず買ってくれます。(東京や川崎のような大都市では、コンピュータを使って都(市)立の他の図書館から取り寄せる場合があります)誰がどんな本をリクエストしたかの情報は、リクエスト終了後、破棄されますから心配要りません(図書館憲章で保証されています)。

図書館が買ってくれると、市民の啓発になり、「病」者の仲間が読んでくれるかもしれず、出版社と著者にいくらかのお金が入る、と”一石三鳥”です。

図書館に「病」者の本を!


反保安処分資料集発行

長野英子

昨年12月厚生労働省と法務省は、「精神障害者の犯罪防止」に向け合同検討会を発足させた。この主意書を読むと、私がすぐ想起するのはかつての日弁連要綱案である。

主意書は、精神医療、精神保健福祉総体を(患者会・ボランティア活動にいたるまで)を「精神障害者の犯罪防止」に向け動員し保安処分体制に組み込もうとしている点で、要綱案と同じ趣旨である。そして私たち「精神障害者」を「いつ犯罪を犯すか分からない危険な者」とみなす障害者観に立つという差別性で共通している。

主意書に見られる体制が現実化すれば、精神科医はもとより、精神保健福祉分野全ての専門家たちは、私たちに対して常に「いつ犯罪を犯すか分からない者」というまなざしで見つめること、そして「犯罪防止のためのチェック」を日常的に強制されようになる。全員が「犯罪防止」を任務として警察官となるのだ。

この主意書の体制が現実化すれば、精神医療も精神保健福祉もその総体が根底から破壊される事態となる。

今日弁連要綱案そしてそれに対する批判を続けてきた全国「精神病」者集団の声明その他を振り返ることは、保安処分とは何か、いかに保安処分攻撃と対峙するかを検証する上で有益であると考え「反保安処分資料集1」を発行した。多くの方にこのパンフをお読みいただきたい。なおパンフ売り上げは全国「精神病」者集団に寄付し反保安処分闘争の一助とさせていただく。

内容

  • 2000年12月 法務省・厚生省の検討会立ち上げにあたっての主意書
    (注:精神障害者の犯罪対策)
  • 日弁連要綱案に抗議する 全国「精神病」者集団声明(1981年9月7日)
  • 日弁連要綱案「精神医療の抜本的改善について」(1981年8月31日)
  • 復刻版『保安処分推進勢力と対決する為に 日弁連要綱案-意見書-野田報告書を結ぶものへの批判』
    全国「精神病」者集団発行(1982年12月18日)

    体裁:B5 16ページ

希望者は、E-mail: まで(有料)。


(略)


編集後記

(略)

  • K医師によれば、日本の精神医療は欧米に比べ薬の量が多く、入院患者の多くがその副作用に苦しんでいる。一説によると向精神薬は東洋人の場合は西欧人より少量ですむそうだが、現実には私たちの運動の弱さや製薬会社との癒着あるいは精神病院の営利主義のため、日本の投薬量は多すぎるようだ。このあたりが今日本で製薬会社が患者会に近づいてきている理由かもしれない。人権意識の低いこの国なら、もっと薬が売れるあるいは人体実験が可能というねらいもあるかもしれない。EUに参加していないスイスの製薬会社はEUの基準では禁止されている人体実験を東欧の貧しい人々を利用して行っているという。
  • 『精神障害者ケアマネジメントの進め方』全家連発行という本を読んだ。一読「差別文書だ」と叫んだ。そこに見られる「精神障害者は何もできない。こんなこともできない。こんなにひどい」という差別的な「精神障害者」観にぞっとすると同時に、その上で「自己決定自己責任」「自立」など押しつけようとしている傲慢さに反吐が出る。またこの間の法務省厚生労働省との合同検討会における保安処分攻撃を考えると、この本がすすめようとしている専門家同士の「精神障害者」個人情報の共有化はおそろしい。
    なによりこの本は「精神障害者」とは何か、障害とは何か、という哲学が一切ないところがどうしようもない。

(略)


全国「精神病」者集団ニュース 2001年2月号

2001年2月発行のニュースです。一部のみの掲載となっております。

一般定期購読は有料(年6回発行1年分5000円)です。(病者である会員の購読は送料も含めて無料となっております。)

目録

ごあいさつ

(略)

仲間の著書紹介

  • 『精神病棟の中で』

(略)

保安処分攻撃の動き

(略)

窓口入手資料

  • T警備を紹介したテレビ番組ビデオ

(略)

本の(紹介)

(略)

カンパ御礼


SSKO

全国「精神病」者集団
ニュース


ごあいさつ

(略)

暖冬の予想を裏切り寒い冬でしたが、このニュースがお手元に届く頃はすでに梅の花の時期を迎えておられる仲間もいらっしゃるのではないでしょうか。でも春を喜ぶどころか毎年春先の体調の乱れに苦しんでおられる方もいらっしゃるのではと思います。昔から春愁という言葉があります。この時期に自然界すべてが生殖に向け活発に動き出すと、それに対応できないからだの弱い者は体調を乱すといわれています。それが春愁という言葉だそうです。

この時期を皆さまが無事に過ごされることを切に祈ります。

権力や専門家が私たちをだまそうとするとき、かつては難しい漢語そして今はカタカナ文字が使われます。セルフヘルプグループ、ケアマネイジメント、エンパワーメント、ピアカウンセリングなどなど、訳の分からないカタカナ文字がこの業界に氾濫しています。そして専門家経由で輸入されるこうした言葉は必ず彼らの都合のいいように中味を変えられ、今ある体制補完ないしは強化のために使われていくようです。

11ページの図にあるように、自助組織(患者会)も保安処分体制に組み込まれようとしています。もしかしたら戦前の隣組(今の自治会)のように、お互いがお互いを監視する、あるいは専門家の下請け機関として仲間の強制入院に協力する、そんな患者会が望まれているのでしょうか?

仲間の患者の友情に支えられ、助け合い、精神医療によって奪われ否定された誇りと生きる力を取り戻し、自らを抑圧する差別と闘うこと、それこそセルフヘルプ(自助)の意味です。私たちを抑圧してきた行政や医師はじめ精神医療従事者がセルフヘルプグループの育成するなどというのは、まるで丸い四角というようなものです。せいぜい彼らにできるのはひも付きでない金を出すことだけです。

私たちの求めるものを要求していくのは当然ですが、「それではどうするのだ」などという問いかけは無視して「嫌なものは嫌」と頑固に愚直に拒否を貫いていきましょう。それが自分自身そして仲間の精神医療体験に基づく私たちのセルフヘルプです。

(略)

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北から 南から 東から 西から


(略)


仲間の著書紹介

『精神病棟の中で』

佐藤宏明著 つげ書房新社 刊

二〇〇〇円+税

ご存じの方も多いと思いますが、仲間の佐藤宏明さんが三冊目の本を出版なさいました。

精神病院入院の赤裸々な体験、おつれあいからの拒絶、地域での被差別体験そして長期入院の病友たちへの思い(略)など、前著同様詳細な体験報告の書であり、精神保健福祉法の運用実態暴露の書でもあります。



窓口から


☆保安処分攻撃の動き

日本弁護士連合会は1月26日までに「触法精神障害者」に対する刑事処分のあり方や措置入院制度などについて検討する委員会を設置することを決めた。

さらに12月2日法務省と厚生省は重大事件を起こした「精神障害者」の処遇について合同検討会を発足することを明らかにした。

以下にその検討会の主意書を掲載します。

(HPでは略)



☆窓口入手資料

T警備を紹介したテレビ番組ビデオ

T警備とは精神科への医療保護入院のために家族の依頼で人を精神病院に連れていくサービスを行っている警備会社で、各精神病院などにダイレクトメールを出して宣伝しているところです。

(略)


本の(紹介) (一部略)

  • 『精神医療ユーザーのめざすもの――欧米のセルフヘルプ活動』

メアリー・オーヘイガン著 長野英子訳 中田智恵海監訳

著者はニュージーランドで初めて患者自身による既成の精神医療体制に代 わるサービスを発足させた方。「精神病」者解放闘争の理念および患者会の運営について、実践に基づき論点を整理したとても参考になる本です。

  • 『赤い鳥を見たか ある「殺し屋」の半生』

飯田博久・飯田裁判を考える会著 現代書館 1500円プラス税75円

電気ショックの恐ろしさそしてまるで入念に仕掛けられたワナのような精神医療により、追いつめられていく飯田さんの人生。精神医療告発の書

  • 『精神医療』フォービギナーシリーズ

長野英子著 現代書館 1200円プラス税60円

精神医療の実態そして精神保健福祉法の本質にせまる本です。

  • 「精神保健福祉法の撤廃と精神障害者復権への道」

久良木幹雄著 オープンスペース街発行

精神保健福祉法撤廃、そしてそれに代わる精神障害者復権法の提案

素晴らしい内容です。ぜひご一読を

  • 「オランダTBS資料およびフィンランドの危機サービス資料」

オランダの保安処分TBSの当局側資料、および施設入所者のための案内

フィンランドの1日24時間1年365日の危機サービスのチラシ

英文と邦訳


カンパ御礼

冬期カンパにたくさんの方からご協力をいただきありがとうございました。

カンパに寄せられた一言から

  • 今年もいつの間にか師走になってしまいました。いつも感心していますが、Yさんの活動し続けるエネルギー、パワーは一体どこからくるのでしょうか。私もタフな方ですが、いささか活動にバテてきております。しかし、絆社ニュースを読むたびに元気づけられております。来年もお身体にはくれぐれも注意され、無理せぬようご健闘を祈っております。カンパとして6千円送ります。
  • この病気は閉鎖病棟にいて、カンパでないと郵送できない人もいると思う。また病気で法律を犯されてまで入院して人権無視の人もいると思う。そんな人が安心して暮らせるように、また病気で通院している人にも安心して暮らせる新聞であってほしい。少額ですが送ります。役立ててください。
  • ニュースの編集・発送作業お疲れさまありがとうございます。少しですがカンパです。来年も希望を失わず実りある年になりますようよいお年をお迎えください。
  • 先日新潟県精神保健福祉センター主催の大会で「心のメッセイジ」応募作品に入選して、励尾市にて大会があって発表してきました。
  • バイトしたので餅代送ります。
  • カンパとして送ります。お互いにがんばりましょう。
  • 冬期カンパの呼びかけにお答えして少しですが。
  • カンパです。ニュースいつも楽しみにしています。
  • いつもご苦労様です。大変だと思いますが、楽しみにしています。少しですがつりは不要です。よろしく。
  • 心ばかりのカンパです。厳しい状況が続いていますが、できるところでがんばっていきましょう。
  • 新世紀おめでとうございます。2月号楽しみにしています。
  • 本年もよろしくお願いします。
  • がんばってください。いつも読ましてもらって感心しています。
  • 病者としてお互いがんばろう。ニュース読みやすくなった。
  • お元気ですか? 私は10月9日頃から約3ヶ月の鬱をようやく脱して、また動き始めました。今度は「自分がツブレない」方法、「自分が疲れない方法」でゆるりとやっていきたいです。
  • 領収書はいりません。いつもニュースありがとうございます。
  • 購読料が遅くなりすみませんでした。本年もよろしくお願いいたします。
  • 資料代残りはカンパです。

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