5月20日の院内集会ビデオ ほか病棟転換居住系施設情報

院内集会のビデオをこちらでご覧になれます

なお検討会の情報はこちら

前回の傍聴メモはこちら

NHKでは6月10日の病棟転換居住系施設の放送があります
こちらご覧ください

2014年5月19日 東京新聞 病棟転換居住系施設問題

 

東京新聞 特報部記事

社説も

精神科病院 暮らしの場ではない

2014年5月19日


 精神病床が多すぎるというなら、その一角を住居に転換してはどうか。入院患
者は効率よく“地域”に移ることができる。厚生労働省の検討会でそんな構想が議
論されている。人権意識が疑われる。
 日本の精神病床は三十四万床を超え、人口当たりでは先進国平均の四倍近い。
心の病の多発国なのか。答えは「ノー」である。
 在宅で療養できるのに、多くの患者が病院生活を送っているからだ。人間らし
さを奪う社会的入院の蔓延(まんえん)は、国際的にも批判されてきた。
 最近の統計では、入院患者は三十二万人。二十万人は一年以上入院している。
そのうち三割は十年以上に及ぶ。高齢化も進み、年間二万人が病院で最期を迎える。
 十年前、厚労省は病院から地域へと患者の生活の場を移す方向性を打ち出し
た。しかし、この間の統計は、改革の失敗を物語る。
 そこで、去る四月、地域移行の手だてを考える検討会を新しく立ち上げた。最
大の論点は、精神科病院の病棟を居住施設に転換するという構想の可否である。
 病院側は推進の意向を示す。精神科病院のほぼ九割が民間経営という事情を抱
えているからだ。
 入院患者は主要な収入源だ。病床を安易に減らすと、経営が傾きかねない。既
存の病棟を退院先の受け皿として生かせば、利点は大きい。そんな思惑がうかが
える。
 裏返せば、そこに社会的入院の原因が浮かぶ。財政難を言い訳にして、精神医
療を民間に任せ、患者の隔離と収容をせきたてた戦後の国策が背景にある。それ
を後押ししたメディアの責任も重い。
 この構想の根底には、患者の人権より病院の営利を優先させる危うい発想があ
る。看板を掛け替え、患者を囲い込むトリックではないか。障害当事者や支援者
側がそう反発するのは当然のことだ。
 「いつ病気やけがをしても安心です」。そんな宣伝文句で、病院内のマンショ
ンが売り出されたとしよう。普通の感覚では遠慮したい物件だろう。障害者に
とって便利なはずと見なすのは差別に通じる。
 退院患者を病院内に押しとどめるような環境づくりは、障害者の自立と社会参
加を保障する障害者権利条約の理念を損ねることになる。地域から切り離す行為
に変わりはないからだ。
 診療報酬も退院を促し、在宅医療を手厚くする方向になった。精神科医や看護
師ら専門職の方こそ病院を出て、地域に分け入り、患者を支えて回るべき時代で
ある。
クリックすると記事が拡大します20140519東京新聞「こちら特報部」


 

 

病棟転換居住系施設ビラ及び資料

わかりやすいビラはこちら

20140408精神科病床転換型居住系施設STOPビラ

解説資料はこちら

20140408説明資料「精神科病院の「病棟転換型居住系施設」について」

問題はこのページの黄色いところ、ここにこっそり病棟転換施設、病床機能分化に入れるつもり
今国会で議論されているとんでもない法律について 問題点が東京新聞特報部で 暴露されています 患者追い出しと医療費削減

http://www.evernote.com/shard/s241/sh/e0178799-ad34-4b00-95bc-d7aa280cf205/1c2096fd21eb6605d523893de225ed88

さてこの法律で出来る基金都道府県に配るものですが、900億円あまり、この 資金は消費税から、そしてなんとこの資金の中で病棟機能分化というところで こっそり病棟転換居住系施設が作られようとしているとのこと
3月20日の「新たな財政支援制度にかかる都道府県担当者会議」資料

http://www.evernote.com/shard/s241/sh/7735697e-31b6-4ef6-8b54-98d511315a0d/82376c96086d5e6ee6c22a332621751f

病床機能分化という名目にこっそり入れるつもりとのこと
問題の箇所は以下 病棟転換から病床転換と厚生労働省が言い出したのは、ここにこっそり入れるため
黄色いマーカー部分に注目
文書名 _20140320【厚労省】新たな財政支援制度にかかる都道府県担当者会議
貧乏人のほうが重い負担となる一律8%の消費税、私たち精神障害者からも当然 取り立てているのですが、その金が仲間を一生隔離収容する病棟転換施設のため に使われ、一方で退院に向けた交通費すらない仲間が沢山 それなのに施設整備 彼我精神病院に配られる。 許せない方針です 先の検討会(精神保健福祉法の指針を議論し、病棟転換施設が提案された検討会 の資料) 名前が代わって、「長期入院精神障害者の地域移行に向けた具体的方策に係る検 討会」となりました 前回の資料は http://www.facebook.com/l.php?u=http%3A%2F%2Fwww.mhlw.go.jp%2Fstf%2Fshingi%2F0000042361.html&h=LAQGSyL_7 アンケートは入院中の方を抽出して意見を聞いたものですが、誘導的な質問です すでに前年度末に行われ、病棟転換施設新設の根拠にしようというものです、骨格提言を作った総合福祉部会では、入院中の方の実態調査を行おうというしたのですが、結局予算がつかずにできなかったのですが、こんな誘導がすでに行われていました

JDFの差別解消法のパンフ 発行

JDFの差別解消法のパンフできました。
全国「精神病」者集団会員および賛助会員の方には
必要部数をご注文いただければ、無料でお送りいたします
A5判 本文15ページ
障害のある人もない人もチャンス・待遇は平等
一緒に勉強する、働く、文化活動に参加する
障害者差別解消法って何?

ご注文は窓口まで、メール、お手紙、ファックスでよろしく

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スポーツ祭東京2013実行委員会事務局からの回答

東京国体とりわけその開会式への皇族の出席に当たり、精神障害者弾圧がないよう申し入れに対して文章に対して以下回答が来ました。
https://acppd.org/jngmdp-backup/announcement/1891

今のところ弾圧の情報ははいっておりませんが、なにか情報があればお寄せください

 

全国「精神病」者集団 御中

スポーツ祭東京2013実行委員会事務局は、スポーツ祭東京2013の開催に当たって、貴団体が主張する「精神病」に対する強制入院・開放病床の閉鎖化及び野宿者に対する追い立てなどを実施する計画はないことを改めて申し上げます。

また、2013年8月23日付け申し入れ書の内容については、関係部局に情報提供を行ったところです。

なお、「強制入院や野宿者の追い立て」等については、法令の規定に基づき行われるものであり、スポーツ祭東京2013の実施の有無とは別のものと考えております

以上ご回答申し上げますので、よろしくお願いします。

2013年9月25日

〒163‐8001
東京都新宿区西新宿2-8-1都庁第一本庁舎14階
スポーツ祭東京2013実行委員会事務局企画

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