福祉新聞2017年3月27日 日弁連シンポ記事 

おせっかいというのを強制入院の権限を持つ精神保健体制がするのは筋違い、
制度化するならスェーデンのパーソナルオンブートそれもスコーネの精神保健体制からも行政からも独立したもの

POスコーネ(“serching for a rosegarden”読書メモ)

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パーソナルオンブート スコーネの原則
原則をいくつか
クライアントと支援された自己決定を行うためにそして彼らに届くために重要な原則
○ 9時5時にとらわれない
○ 事務所で仕事しない。クライアントの家あるいはどこかで会う
○ 関係性モデル
○ 官僚的な手続きなしでPOを使えること。紹介も書類へのサインも一切なし これを要求すれば最もPOを必要としている人をはじいてしまう。私をPOに指名しますか、と聞いてはいと答えれば即POが始まり、終了もまた同じ。
○ POはあらゆることについてクライアントを支援する
○ POは行政当局や法廷でアドボケイトとして有能でなければならない
○ POのクライアントは匿名でいる権利がある。POスコーネは自治体から金をとるけれど契約において、クライアントの名前を知らせなくていいという条項がある
○ POは一切記録をとらない。すべての活動に関する書類はすべてクライアントのものである。関係が終わったときPOはすべての記録をクライアントに返すか目の前で燃やす。一切保存しない。

今回の改正で権利擁護を精神保健福祉法に組み込めという意見もあるようですが、全国「精神病」者集団は一貫して精神保健福祉法の改正運動には参加せず撤廃を主張してきました。
障害者権利条約のもとで廃止を迫ると同時に、患者の権利擁護制度は医療基本法と患者の権利法制で、そして虐待防止法改正と障害者差別禁止法包括的差別禁止法の制定で (山本)3.27



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