「産むことを奪われた優生手術からの人権回復をめざして -日弁連人権救済申し立てとCEDAW勧告を受けて」

2016年5月14日 13:30 – 16:30
文京区民センター

〒113-0033 東京都 文京区本郷4-15-14

資料代:800円
主催:優生手術に対する謝罪を求める会
DPI女性障害者ネットワーク
SOSHIREN 女(わたし)のからだから
日本には1948年から96年まで、「優生上の見地から不良な子孫の出生を防止する」ことを目的とした「優生保護法」があり、障害や病気を理由に、本人の同意を得ない不妊手術(妊娠しないようにする手術=優生手術)が行われていました(1996年に「母体保護法」に改定)。飯塚淳子さん(仮名)は、16歳のとき何も知らされないまま優生手術の被害者となり、国に謝罪と補償を求めてきました。2015年6月23日には、日本弁護士連合会人権擁護委員会に「人権救済申し立て書」を提出しました。その結論は間もなく出ると思われます。一方、この集会を共催する3団体の女性たちが、今(2016)2月ジュネーブで開かれた国連女性差別撤廃委員会(CEDAW)に参加し、70歳になる飯塚さんをふくめた強制不妊手術の人権侵害を訴えてきました。その結果、CEDAWは日本政府に対して、優生保護法による強制不妊手術についての調査研究、被害者への法的救済、賠償、権利回復等を勧告したのです。私たちは、これらの動きを、日本社会が優生保護法に向き合い、被害者の人権回復に取り組む機会にしたいと思います。

また、飯塚さんとその背後に数多くいる被害者の救済が、障害がある人の性と生殖に関わる人権を高めること、そして産むか産まないかを個々人が選べる社会へと、つながることを願っています。

皆様のご参加を呼びかけます。

*参加の事前申し込みは不要です。当日直接、会場にお越し下さい。
*聴覚障害等でノートテイクが必要な方、視覚障害があり配布資料を事前にデータで受け取りたい方は、5月3日までにご連絡ください。

*この集会への賛同グループ・団体を募ります。趣旨にご賛成の上、宣伝、当日参加がお願いごとです。

集会についてのお問い合わせ・グループ賛同の連絡先
優生手術に対する謝罪を求める会 ccprc79@gmail.com
fax:06-6646-3883 「グループ生殖医療と差別」気付

会場の場所案内*文京区民センター

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