心神喪失者等医療観察法を許すな! ネットワーク 連続学習討論会(第 23 回) なぜ今尊厳死立法なのか?
安楽死法があるベルギーで「生きるのに向いていない」という24歳の健康な女性 が今年夏に安楽死しようとしているという衝撃の報道がなされました。
とめども ない勢いで、自己決定の名のもとに安楽死が拡大していっています。
一方、日本では医療現場で医師がどんどん逮捕されている、あるいは訴訟が乱 発され現場は大混乱などという事実はないにもかかわらず、尊厳死法案が超党派 の議員連盟により準備されています。なぜ今尊厳死立法が準備されようとしてい るのでしょう。
徹底した福祉削減、精神病院への認知症高齢者の収容という方針のもとで、障 害者、高齢者に「尊厳死」が襲いかかることはないでしょうか?
ご母堂のALS発症とともに、介護にあたった経験から尊厳死立法に反対している 川口有美子さんをお招きし、尊厳死立法の問題点を提起していただくとともに、 尊厳死安楽死の問題を参加者で共有討論していきたいと考えています。
どなたでもご参加いただけます。多くの方のご参加を訴えます
講師 川口有美子さん
プロフィール 重度障害者や難病・ALS等のアドボカシーやケアワーカーの支援が主な仕 事。
難病患者家族の個別療養相談や重度訪問サービスを提供する介護者派遣事業 所および介護職の養成を全国の支援者と共同しておこなっている。
1962年東京生まれ。1995年に母がALSを発症。95年12月から07年9月に自宅で看 取るまで在宅人工呼吸療法を行い、2003年4月介護の社会化を目指して有限会社 ケアサポートモモ設立、代表取締役就任。
2004年5月ALSヘルパーの養成研修事業 のためにNPO法人ALS/MNDサポートセンターさくら会を当事者の橋本操 らと設立、副理事長に就任。
2006年5月日本ALS協会理事、2007年ALS/MND国 際同盟会議理事に就任。
2010年5月ALSの治療選択を巡る家族の葛藤をつづった『逝かない身体』で第41回 大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
2013年2月立命館大学大学院先端総合学術研 究科博士課程修了。2014年1月博士論文(改稿)「生存の技法 ALSの人工呼吸療 法をめぐる葛藤」で河上肇賞奨励賞受賞。(川口氏によるプロフィール)
時 2015年8月8日 午後1時開場 1時半より 16時半まで
場所 スマイルなかの5階 第一第二会議室
JR中野駅北口徒歩5分 地図はこちら
主催 心神喪失者等医療観察法(予防拘禁法)を許すな!ネットワーク
連絡先 板橋区板橋2-44-10-203 ヴァンクール板橋北部労法センター気付
電話 090-9240-9716 e-mail kyodou2(@)yahoo.co.jp (@)を@ に変えてください