2014年1月、日本は141番目の障害者権利条約批准国となり、これにより、障害者権利条約の規定を国内で実現していくという国際法上の義務が生じることとなりました。その国内実施のための国際的な監視体制を担う障害者権利委員会では、すでに批准している国々に対して審査を行い(建設的対話)、その結果を明らかにしています(総括所見)。
本年9月15日から10月3日まで第12会期障害者権利委員会がスイスのジュネーブで開催されました。今回の審査対象国はニュージーランド、メキシコ、韓国、ベルギーなどの国々であり、特に、障害者施策が大変進んでいるニュージーランドと法制度や文化的背景が近い韓国に焦点を当てて、日本から数名が傍聴に行ってまいりました。権利委員会に於いて両国についてどのような議論がなされたのかを把握することで、今後の日本における取組のヒントとしたいと思います。皆様のご参加を心よりお待ちしています。
日時:2014年10月14日(火) 12:30~14:40 場所:参議院議員会館 B107会議室(東京都千代田区永田町 2-1-1) 参加費:無料 ※点字資料、手話通訳、要約筆記あり
プログラム】(敬称略)
12:30 開会
主催者挨拶:森 祐司(JDF政策委員長)
「国連障害者の権利条約推進議員連盟」関係議員の御挨拶
来賓・各省からの御挨拶
12:45 報告
佐藤 聡(JDF条約小委員会委員長、DPI日本会議事務局長)
13:10 休憩
13:20 パネルディスカッション:
<パネリスト>
・野村 茂樹(日本弁護士連合会差別禁止特別委員会委員長)
・長瀬 修(立命館大学教員、インクルージョン・インターナショナル理事)
・崔 栄繁(DPI日本会議事務局員)
<コーディネーター> 佐藤 聡
14:30 閉会
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