安保法制反対運動を通して、日本でも立憲主義に対する理解は深まりました。しかし戦後「平和憲法」の下でも、国際人権基準の実現には程遠いのが現実です。日本政府は「国連勧告に従う義務はなし」と閣議決定したこともあります。
「国連人権勧告の実現を!」実行委員会は、様々な人権課題に取り組む団体や個人のネットワークで、政府に国連人権勧告の履行を求めています。
国連「世界人権デー」の12月10日、「国際立憲主義の実現」を求めて集会を行います。沖縄の人権」を世界で訴えてきた島袋純教授(琉球大学)に基調講演していただきます。
この実行委員会を作る契機となった朝鮮学校差別問題や、政府間の妥協江で被害当事者の人権回復が無視されている日本軍「慰安婦」問題や相模原障害者殺傷事件で、改めて問われている障害者の人権も取り上げます。
平和憲法が実現すべき国際人権基準の現状を考え、人権課題に正面から向き合ってこなかった日本政府を、私たちの手で変えていきましょう。
<日時>
2016年12月10日(土) 14:00~16:30(開場13:30)
<集会会場>
青山学院大学 本多記念国際会議場
東京都渋谷区渋谷4-4-25
JR山手線、JR埼京線、東急線、京王井の頭線、東京メトロ副都心線 他「渋谷駅」より徒歩10分
東京メトロ(銀座線・千代田線・半蔵門線)「表参道駅」より徒歩5分
http://www.aoyama.ac.jp/outline/campus/access.html
http://www.aoyama.ac.jp/outline/campus/aoyama.html
<基調講演>
島袋純教授(琉球大学)
<課題別報告>
朝鮮学校無償化問題
日本軍「慰安婦」問題
障害者の人権
日の丸・君が代
外国人労働者
福島・原発
性的少数者
婚外子差別と憲法24条・家族条項
【講師プロフィール】
島袋純。琉球大学教授。西欧諸国における自治州政府の確立を欧州連合の文脈に位置付けて把握、帰国後沖縄の自治の研究を再開し、沖縄自治研究会を設立。05年、沖縄の学術文化、地域経済の発展の基盤となる研究者とその研究を顕彰する「沖縄研究激励賞」を受賞。主な業績として、『「沖縄振興体制」を問う』(法律文化社 2014年)、『沖縄が問う日本の安全保障』(岩波書店2015年)。現在日本平和学会・日本行政学会の理事。2014年7月結成の沖縄建白書を実現し未来を拓く島ぐるみ会議に関わり、現在事務局次長及び国連部会長を務める。2013年3月沖縄国際人権法研究会を立ち上げ共同代表。
<主催>
国連・人権勧告の実現を!実行委員会
青山学院大学人権研究会
E-mail:jinkenkankokujitsugen@gmail.com
URL:https://jinkenkankokujitsugen.blogspot.jp/
Facebook:https://ja-jp.facebook.com/jinkenkankokujitsugen
twitter:https://twitter.com/unjinken
Tel:090-9804-4196(長谷川)
「国連・人権勧告の実現を!実行委員会」では、様々な人権課題に取り組む個人や団体が、連帯して活動しています。日本社会の人権課題は、改善されるどころか、むしろ後退していると言っても過言ではありません。人権意識の向上のため、世論に訴えていくことが重要です。ぜひ実行委員会の活動にご賛同をいただき、集会へご参加いただければと思います。
★ 賛同者・賛同団体を募集しています。賛同いただける場合は、実行委員会までお知らせください。
メール jinkenkankokujitsugen@gmail.com
ファックス 03-3819-0467
★ 賛同金は一口1,000円です。団体の方はできるだけ複数口でお願いします。お振込先は次の通りです。
加入者名 国連人権勧告実現
ゆうちょ銀行から 振込口座 00100-6-264088
ゆうちょ銀行以外から 019支店 当座 0264088
なお、振込手数料はご負担くださいますようお願いいたします。また、当日プログラムにお名前を掲載させていただきますが、掲載を希望されない場合はその旨お知らせください。