過日、障がい者制度改革推進本部が設置され、その下に障がい者制度改革推進会議が創られることになりました。
取り敢えず、政府は東弁護士を参与に迎えてその室長にするという辞令を出しました。これは位でいうと、課長級だそうです。
政府はその後会議の構成員の人選を進めました。私のところには、東室長より諾否確認の電話がありました。「真理は文句を言わないだろうな・」「病者集団としてという意味か?」「いや、病者集団の関口明彦としてだ。」内諾しました。そして、電話の直後に運営委員会のメーリングリストに出して了承は取りました。その後、全国「精神病」者集団の事務所に内閣府からの手紙が来ました。内容は、全国「精神病」者集団としては、私を出すことに異論はないかどうかの確認と私への確認でした。
会員の皆様に報告するとともに、これから力の限り、頑張って任務にあたることをお約束いたします。
私の役目は大まかに言えば全ての精神障害者の利益確保と全障害者ための交渉人だと思っています。交渉事ですから、手の内は言いません。理念・理想はありますが、どうやって現実をそれに近付けていくかです。言質を取らなくてはなりませんし、ガス抜きやアリバイにされては、たまりません。さらに会議の中で「言わせておけばよい。」では困ります。
皆さんには勿論、広く精神障害者の意見を聞きたいと思います。何故なら、エビデンスは交渉ごとの大きな武器だからです。「こういう意見が何件寄せられた。」というのは説得力があります。つまり代表性を確保できます。どうか、よろしく、ご協力、ご鞭撻、お願いいたします。
障がい者制度改革推進会議構成員 関口明彦(全国「精神病」者集団運営委員