精神障害者権利主張センター・絆ニュース 2020年6月号外

ごあいさつ

 蒸し暑い毎日が続きます。皆様いかがお過ごしでしょうか。新型肺炎ウイルスの流行かという危機感がありましたが、東京もひとまず緊急事態宣言はとかれました。しかしウイルスが完全に撲滅されたというわけではありませんから、今後も三密を避ける、手を洗う、そしてマスクという防衛を継続していかなければなりません。

このニュースは号外として発行いたしました。6月の第1土曜日の会員交流会は会場が新型コロナのために閉鎖ということで開催できませんでした。日付を変更し6月の会員交流会は620日に開きます。今後の予定は最終ページに記載いたしました。多くの方のご参加を訴えたいと存じます。

集会やデモなども難しい状態ではありますが、それぞれ創意工夫して集会の開催を目指していきたいと存じます。7月11日の医療観察法の集会は初めてインターネットを中心に開催することとなりました。東京までは難しいという方もぜひご参加をいただきたくおお願いいたします。

黒人の命も大切という抗議やデモはまたたくまに全米にそして世界に広がりました。この力強い動きは本当に感動的ではありますが、人権、反差別、反戦という言葉が日本ではいつの間にやら、悪い言葉になってしまったようです。人権屋と揶揄したり、反差別反戦も、非差別、不戦と言い換えたりしているような印象があります。

おそらくこういう言語感覚は世界中で日本だけではないでしょうか。私たちは差別され続けている精神障害者として、人権、反差別、そして反戦という言葉を今一度よみがえらせなければならないのではないでしょうか

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