精神障害者権利主張センター・絆ニュース2020年4月号抜粋

ごあいさつ

三寒四温の季節、苦手な方が多いのではないでしょうか。しかも極端真冬並みで慌てて冬のコートをという日があったかと思うと、今日は初夏並みなどという状態ですから、体が弱いもの病人はついていけなくて当然です。
東京は緊急事態宣言が出て、最初の日、盛り場で警官が警棒をむき出しに振り回して威嚇しながら「声掛け」とやらをしている写真が各所で見られました。ともかくこの30年間くらいでしょうか、公務員で定員が増えたのは警察だけでは。今回のコロナへの対応にしても公務員の定員削減は大きく響いていると感じています。
毎年恒例の不調に合わせコロナと来て皆様弱り目に祟り目という感じかもしれません。無事に皆様がこの季節を通り抜けられるようお祈りしております。
インターネットが前提の社会になっていきそうですが、おそらくいわゆるガラゲイももう無くなるでしょうし、スマートフォンに切り替えという時代でしょう。
その中でいわゆる患者会というか自助グループ、セルフヘルプグループもインターネットを通してということになるのかどうか、私はやはり古い人間なので、事務的な会議ならともかく会員交流会は顔を合わせて直接と思うのですが。皆様どうお考えでしょう。会議室がコロナのために使えなくなって、各地も悩んでおられるのではと思います。
皆様のご意見やご体験を投稿していただければ何よりです。少しずつ知恵を寄せ合って継続していけたらと考えます。

編集後記

 コロナの影響で、絆にとって深刻なのは会場が借りられないことです。東京では公的な施設は全滅、民間の貸し会議室も緊急事態宣言で閉鎖です。会員交流会はZOOMで十分、という感じの方もおられるでしょうし、出かける危険を犯すくらいならZOOMでということになるかもですが、やはり直接顔を合わせてはなすのにまさるものはないですねえ。これから方法を考えていかないと。

 皆様のご投稿をお待ちしております。各地の精神病院の面会の状況などもぜひお知らせください。

 前号で書いた全国「精神病」者集団と名乗っている方たちの件は弁護士に相談して、訴訟ではなく、調停ということで簡易裁判所に申し入れました。来月日程が入っていますが、1回ですむとは思えないし、そもそも彼らが参加するかどうかもわかりません。一応のご報告です。

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