■日時:2019年3月5日(火)18:00開場、18:30~21:00
■場所:文京区民センター3B(文京区本郷4-15-14)
TEL:03-3814-6731
(都営三田線春日駅・大江戸線春日駅A2出口)
http://www.yu-cho-f.jp/wp-content/uploads/kumin_map.pdf
□提起:五味金次さん(全国精神医療労働組合協議会総務員、元多摩あおば病院労働組合)
■参加費:500円
○2003年の医療観察法案制定阻止の国会攻防のなかで、国が強調していたのは、一般精神科医療の改善を医療観察法と「車の両輪」として進める、でした。これから15年、はたしてその言葉はどうなったのでしょうか。
○「10年間で7万2千人の社会的入院を解消する」と高らかに謳われた「これからの精神保健医療福祉の改革ビジョン」が出されたのが2004年です。これから14年、未だ解消されていません。1958年に規定された“精神科病床は他科と比べて医師・看護婦・薬剤師が低い人員配置基準でよい”とされる精神科特例は、60年経過したいまもそのままです。精神科における隔離・身体拘束件数は年々増加の一途をたどり、この10年で隔離は約33%・身体拘束は約2倍増加しました。
○精神科医の呉秀三がこの国の精神障害者の“二重の不幸”を指摘してから昨年で100年になりました。確かに私宅監置下に置かれていた精神障害者は病院へと移されました。しかし「収容所性」は変わらず現代版“二重の不幸”が厳然と続いています。 最近、“病院の職員は自分たちを支援するというより管理する対象と思っているようだ”という入院経験者の声を耳にするようになりました。
○精神障害者差別は解消されるどころか、むしろ拡大されています。いま私たちに求められているのは何か。今回は精神科医療労働者として闘い続けている五味金次さんをお招きし、現在の精神科病院の現状、突き当たっている課題等を提起していただきながら、共に克服していく道を探っていきたいと思います。ご参加を!
心神喪失者等医療観察法(予防拘禁法)を許すな!ネットワーク
東京都板橋区板橋2-44-10-203 ヴァンクール板橋 北部労働者法律センター気付
fax:03-3961-0212