第26回連続学習会 優生思想・命の選別と遺伝子医学・生命操作

講師:上林茂暢(内科医、元龍谷大学教授)

5月12日(日)13:00開場 13:30開始
会場:国分寺労政会館 第二会議室
交通:JR 中央線「国分寺駅」南口下車 徒歩 5 分

資料代 300円

いま優生保護法により不妊手術を強制された人たちの裁判・補償がおおきな問題になっている。
子孫によい素質の人をふやし・わるい素質の人をへらそうという優生思想は過去のものとなったかにみえる。
だが出生前診断にもとづく妊娠中絶は根づいてしまったようである。遺伝子操作は治療として大幅にとりいれられ、その勢いはとまらない。生殖領域における選別、さらに遺伝子操作をどうみればよいのか。
こういった傾向が暴走する危険はないのか。遺伝子操作によって新人類(フランケンシュタイン?)がうまれる可能性も否定できない。 昔と未来とをつなぐこの問題に光りをあててくださる上林さんは、いま住宅医療にとりくんでいるとともに、医療技術史を研究しています(まえにも講師になっていただきました)。
みんなで考えていくべき問題です。みなさんの活発な討論をお待ちしております。

国立武蔵病院(精神)強制・隔離入院施設問題を考える会
■小平市学園西町1-22-15-1F 市民自治こだいら内
精神障害者の自立を考える会 ℡/Fax 042-348-1127

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