毒家族に精神科に「入院という名の下の監禁」をされて No.3 〜千葉銀行とのあっせんに至るまで〜

【法テラスに相談】

〈2018年6月12日 法テラスに相談〉

「2012 年に 口座名義人である私の意思確認一切なく委任状がないにも関わらず 千葉銀行が勝手に手続きに応じてしまい 実姉と実母に2500万円(当時の認識)も盗られてしまいました

千葉銀行は 家族間の盗った盗られたに銀行は責任を負わないと約款に書かれているとし 未だにお金を返してくれない

当時の窓口で手続きに要した書類一式の開示をずっと求めているが 裁判所を通せば検討しても良いなどと言われてしまい 「これ以上何も申し上げる事はございません」と繰り返すばかりで話し合いの余地がなくなってしまいました」

〈担当弁護士からのアドバイス〉

1、銀行は家族間の盗った盗られたに責任を負わないと約款に例え書いてあったとしても それは 委任状があったり口座名義人本人の意思確認をして 口座名義人が了承していた手続きにも関わらず 後から盗った盗られたと言って来た場合の事であり 委任状も無く口座名義人本人の意思確認もしていない様な手続きに於いては 約款に書かれている事とは違う

よって 千葉銀行に当時の手続きの落ち度を指摘して責任追及出来る

2、対千葉銀行であれば 書類などの証拠と共に民法「預金契約違反」で訴えれば 時効は10年

3、2012年3月2日 2500万円の払い戻し手続きの際 窓口で要した書類一式について 裁判所を通せば検討しても良いと 話し合いに応じないという千葉銀行の対応に誠意は感じられないが 訴訟を起こすしかない

4、裁判をするにあたって 口座を開設した千葉銀行新稲毛支店で 2014年1〜4月の取引履歴明細書を取得しておく

〈相談して分かった事〉

これまで千葉銀行に対してどんなに問題点を指摘しても 千葉銀行が「銀行は家族間の盗った盗られたに責任を負わないと約款に書かれている」として 手続きに一切問題も無く責任も一切無いと突っぱねられていました

全然納得出来ませんでしたが 約款に書かれている(決まり)ならどうにもならないのかと思い込まされていました

しかし 『委任状も無く口座名義人本人の意思確認もしていない様な手続きは無効 千葉銀行の責任を問える』という見解を示して頂けたので 千葉銀行に責任追及出来ると分かりました

【千葉銀行新稲毛支店へ】

法テラスでの相談の翌日 千葉銀行新稲毛支店へ取引明細を取りに行きました

しかし 30分以上も待たされ窓口に聞くと「検討中」と言われ 更に待っていると新稲毛支店の支店長が「市川支店で何も出せないと言われなかったか?」などと言って来ました

困ってしまい法テラスの担当弁護士に電話して相談した所 「取引明細書は口座名義人であれば出してもらえるもので 銀行は拒む理由がない」と教えて頂けて 窓口に再度交渉してやっと出してもらえたという始末

千葉銀行は取引明細書ですら出し渋って来ました

【都内弁護士に依頼】

〈2018年6月19日 弁護士に相談〉

事情を説明すると 先ずは当時の手続きの書類の確認と経緯の事実確認の調査をする事になりました

取引明細を取り寄せ 2012年3月2日の2500万円以外にも使途不明の引き出しがある事が分かりました

【2018年6月20日 千葉銀行に内容証明にて質問状を送付】

〈質問状要約〉

取引明細にて 3月2日の26.007.145円以外にも 2月9日・19日・28日 3月3日・5日の合計7.599.911円の不正な出金が判明

2012年1月9日から3月7日まで NTT東日本関東病院(東京都品川区五反田)及び戸田病院(埼玉県戸田市)の精神科に医療保護入院させられており 口座名義人本人が金員を出金した事実はありません

3月2日については 市川支店副支店長によると実母と長女が市川支店窓口を訪問し 長女の保険証で住所と苗字が口座名義人と一致していたので 口座名義人の子供であると判断し 長女を代理人として出金に応じたと説明したとの事

しかし 委任状も無く口座名義人に何ら意思確認もせずに 高額の出金に応じた理由については 極めて不可解

①それぞれの出金について 誰がどの様な手続きで出金したのか?

②3月2日については 長女を代理人として出金に応じた理由

回答を2週間以内に求めます

〈千葉銀行より内容証明の回答 期限過ぎても来ず〉

⚫︎回答期限2週間はあくまでもこちらが設定したものですが 期限を過ぎても回答が無い為 市川支店副支店長に電話

千葉銀行本部に内容証明を送って 本部が検討中との返答

⚫︎内容証明送付後1ヵ月経過しても回答無く 7月19日再度電話

相変わらず本部が検討中との返答

2017年11月から何度も問い合わせをして さんざん検討中検討中とされて来たのに 未だに本部が検討中というのはおかしい

明らかに千葉銀行に落ち度があり問題に向き合いたくないのか 誠意もなく時間稼ぎをしているのではないか?

いつ来るかも分からない千葉銀行からの回答を待たず あっせんするかどうか検討開始

あっせんになれば 質問状の内容に答えざるを得なくなるし 当時の窓口で要した書類一式も出さざるを得なくなるだろう

【2018年8月3日付 千葉銀行より回答届く】

①それぞれの出金の出金方法と出金者

2月28日 7.055.676円

      1.355.676円 幕張支店内ATM

                     5.700.000円 幕張店窓口 預金者の子

3月2日 26.007.145円

      25.986.145円 市川支店窓口 預金者の子と母親

      21.000円  市川支店内ATM

その他 2月9日・19日 3月3日・5日の合計 544.235円については 支店内やコンビニなどのATM で ATMでの出金者はキャッシュカードを所持し暗証番号を知っている人物

②3月2日について 長女を代理人として出金に応じた理由

実母が同席の上 長女より市川支店にて口座名義人の通帳及び届出印を押印した払戻請求書の提出を受けた他 運転免許証と長女の保険証の提示を受け 更に長女が代理人として取引を行う事の理由を確認するなどして 妥当なものと判断した事から取引に応じた

3月2日の払い出しについて 6年以上前の2012年4月23日に幕張支店で説明しており 口座名義人は3月2日以外の出金については 一切問題にしていなかった

〈回答を受けて〉

⚫︎長女を代理人として取引を行う理由として どの様な事を確認したのかが不明であり その理由が妥当かどうか不明

⚫︎3月2日の払い出しについて説明を受けたのが2012年4月23日だったのか 薬漬けだった為よく分からない

私の記憶では2012年秋頃だったと思うが その時にこれらの説明は受けていない

⚫︎3月2日以外の出金について一切問題にしていなかったのは 戸田病院に実母が来て「あのお金は私(実母)のお金だから下ろす」と言われたので盗られたと認識しましたが  薬漬けで思考能力を壊されていた為 それ以外は全く考えられず分からなかった

⚫︎弁護士が内容証明で質問状を送付して調査しましたが 特に有力な回答も得られず 私が千葉銀行に聞き出した事さえ出て来ませんでした

⚫︎よって あっせんをするべく準備を進める事とする

【あっせん申立書提出 受理まで】

⚫︎あっせんで非公開だと 今までの千葉銀行の対応から考えて千葉銀行は誠意ある対応をしないのではないか?

訴訟で公開にした方が その場しのぎの無責任な責任逃れは出来ないのではないか?

⚫︎しかし 早く解決してお金を取り戻さなければ 生活費が無く生きて行けなくなってしまうので 早期解決を目指すのであればあっせん

きちんと訴訟で真偽を問いたいが 杜撰な千葉銀行のせいでお金がないので弁護士費用が高い訴訟は無理なのでは?などなど悩み セカンドオピニオン的に何人か弁護士に相談

⚫︎2018年10月 改めてあっせんを依頼

⚫︎2018年11月28日 全国銀行協会(全銀協)にあっせん申立書提出

しかし 全銀協の手違いで申請書類の様式が間違えていた為に受理されず 2ヵ月以上放置されてしまいました

書類を再提出し2019年3月7日全銀協にあっせん申立書が送達

その後 あっせん委員会であっせんにするかどうか審査

全銀協にあっせん申立書を提出して5ヶ月後の4月24日にやっと受理

3000万円以上も盗られて生活費がなく大変な状況にも関わらず 理不尽で不当にも月日がどんどん流れ首締めになってしまいました

【千葉銀行とのあっせん】

〈あっせん申立書 要約〉

1、2012年2〜3月 口座名義人本人の同意を得ずに応じた出金に対して 千葉銀行の払い戻し行為が無権代理行為無効で注意義務違反であり 3360万7056円の賠償を求めます

2、2012年1月10日〜3月7日まで医療保護入院させらており 口座名義人が出金した事実はありません

3、千葉銀行市川支店副支店長によると 実母と長女が市川支店に来店

長女の保険証で住所と苗字が口座名義人と一致したので子供であると判断して 長女を代理人として出金に応じたとの事

しかし 委任状も無く口座名義人本人に何ら意思確認もせずに高額の出金に応じた理由については極めて不可解

4、委任状も無く口座名義人本人の意思確認もなく払い戻しに応じた事情の説明を求めましたが 具体的かつ明確な回答がありませんでした

5、千葉銀行の払い戻し行為は無権代理行為として無効であり かつ金融機関として注意義務を怠ったと主張するも 千葉銀行は長女を代理人として払い戻しに応じた行為は正当だと主張し お互いの主張が対立

〈千葉銀行からの答弁書 当時の市川副支店長の陳述書〉

千葉銀行側から答弁書及び払い戻し手続き当時の市川支店副支店長の陳述書が提出されましたが あっせん手続きにおいて入手した情報は 法令の規定に基づく場合やその他正当な理由がある場合を除き あっせん手続きに関係する者以外に対し開示または公表が出来ないので ここでは一旦具体的な内容の記述を避けさせて頂きたいと思います

勿論 千葉銀行からの答弁書では 到底納得出来る様な内容ではなく 相変わらず手続きは一切問題なくよって一切責任はないと これまでの姿勢を貫いて来ました

また ずっと開示を求めて来た窓口で要した手続きの書類一式は提出されましたが 金融機関としてあり得ない様な酷いもので だからずっと開示を拒んでいたのではとある意味理解出来ました

また 当時の市川支店副支店長の陳述書では さんざん7年余り交渉して説明を求めて来ましたが これまでは一切説明を受けていない新たな事情が判明しました

〈2019年6月13日 千葉銀行とのあっせん〉

都内の弁護士に相談依頼のほぼ1年後 やっと千葉銀行とのあっせんに辿り着きました

しかし相変わらず千葉銀行は 手続きに一切問題はなく よって一切責任はないと強固に突っぱねて来ました

全銀協のあっせん委員が 委任状も無く口座名義人本人の意思確認も一切無く3360万円もの高額な払い戻し手続きに応じてしまった事について 千葉銀行に対してかなり問題指摘してくれた様でしたが 民事裁判で訴える様 取りつく島もなく強固に突っぱねて来ました

あっせん委員も 千葉銀行の態度に呆れながらも あっせんには強制力がなく千葉銀行に対して何も出来なかったと何度も謝って来ました

私側の弁護士は 初めて相談を受けた際 まさか銀行がこんなバカな手続きをしてしまうものかと信じられなかったが 事情を詳しく聞き千葉銀行へも調査して本当の事だと分かり かなり驚いたとあっせん委員に話していました

それくらいあり得ない杜撰な手続きという事です

〈あっせん手続き打ち切り〉

2019年6月17日あっせん委員より 当事者双方の主張に隔たりが大きい等 当事者間に和解が成立する見込みがないと判断した為 あっせん手続き打ち切りとの通知が来ました

【最後に】

あっせん手続きにおいて入手した情報は 法令の規定に基づく場合やその他正当な理由がある場合を除き あっせん手続きに関係する者以外に対し開示または公表が出来い為No.3では明らかにしませんが 今後の民事訴訟において順次 開示していきたいと思います

今後とも引き続き お知恵やお力をお貸し頂きたいと思っています

ご協力頂きます様 よろしくお願い致します

連絡先

真崎佳代子

e-mail  kayokomaikel@gmail.com

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