多様性を認め合う社会へ 今考えたい優生保護法のこと~障害とジェンダーから~

【3/17(土)学習会のお知らせ】

優生手術被害者とともに歩むあいちの会主催の学習会のお知らせです。

「多様性を認め合う社会へ 今考えたい優生保護法のこと~障害とジェンダーから~」
講師:大橋由香子さん

2018年1月から優生保護法による強制不妊手術について国家賠償請求裁判がはじまりました。優生保護法は1948年に制定され1996年に現在の母体保護法に変わるまで、「不良な子孫の出生防止(第一条)」を定め、遺伝性とされる障害がある人などに対して不妊手術等を実施してきた法律です。
この法律が障害のある人のみならず、女性にどのような影響をもたらしたのか、”性と生殖に関する健康と権利(リプロダクティブ・ヘルス/ライツ)”の視点から考えます。
「優生手術に対する謝罪を求める会」の一員として、20年以上この問題に取り組んでこられた大橋由香子さんと一緒に、ドキュメンタリー映画『忘れてほしゅうない』を視聴しながら考えましょう。

日時:3月17日(日)14時~16時30分(受付開始13:30~)
会場:名古屋YWCA 2階 ビッグスペース
〒460-0004 名古屋市中区新栄町2-3
「栄」駅から錦通を東方向へ約2分
参加費:500円(介助者で資料の要らない人は無料)
事前申込不要 手話通訳・要約筆記つき
問い合わせ先:ayumu2018aichi@gmail.com

優生手術被害者とともに歩むあいちの会
共催:愛知障害フォーラム 優生保護法被害弁護団・愛知

大橋由香子さんプロフィール
フリーライター・編集者、非常勤講師
著書に『からだの気持ちをきいてみよう』(ユック舎)他。「産むか・産まないか?からだと健康をめぐる女性の運動」(堀芳枝編著『学生のためのピース・ノート2』、「人口政策の連続と非連続ーリプロダクティブ・ヘルス/ライツの不在」(西山千恵子・柘植あづみ編著『文科省/高校「妊活」教材の嘘』。「82優生保護法改悪阻止連絡会」(現在は「SOSHIREN女(わたし)のからだから」)や「優生手術に対する謝罪を求める会」メンバー。

【当日予定】
14:00~ 挨拶・趣旨説明
菊池夏野 氏(名古屋市立大学、優生手術被害者とともに歩むあいちの会 共同代表)
14:10~ ドキュメンタリー映画上映「忘れてほしゅうない」(24分)
14:40~ 大橋由香子さんのお話「優生保護法は誰を傷つけてきたのか)(60分)
15:40~ 休憩
15:50~ フロアからコメント/質疑応答・ディスカッション
16:30~ 閉会の挨拶 高森裕司弁護士(会の後、懇親会あり)

映画『忘れてほしゅうないー隠されてきた強制不妊手術』
強制不妊手術の被害を受けた佐々木千津子さん(故人)や飯塚淳子さん(活動名)についてのドキュメンタリー。字幕付24分。2004年

【会場へのアクセス】
地下鉄「栄」駅 東改札口を出て、錦通を東方向へ約2分。ビッグスペースは建物の2階です。エレベータで上がってください。

優生手術被害者とともに歩むあいちの会
弁護団の補足を契機に、この地域の人々がこの問題を考え支援していく会として発足しました。参加者募集中!
連絡先:ayumu2018aichi@gmail.com(代表メールアドレス)
フェイスブック:https://www.facebook.com/tomoniayumu.aichi/

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