社会復帰の是非を考える死刑廃止後の刑罰のあり方─仮釈放のない終身刑導入の問題点

監獄人権センターが、死刑廃止後の刑罰のあり方を考えるための人権セミナーを開きます。

「社会復帰の是非を考える死刑廃止後の刑罰のあり方─仮釈放のない終身刑導入の問題点」

昨年末、死刑制度の是非を議論する超党派の議員連盟「日本の死刑制度の今後を考える議員の会」が設立され、日本でもようやく、死刑制度が廃止された場合の代替刑について、検討が始まっています。

とりわけ早急な検討が必要とされているのが、死刑で命を奪われない代わりに二度と社会に出ることを許さない、「仮釈放のない終身刑」の導入の是非です。

終身刑は、死刑を廃止した多くの国や地域において、重大な犯罪に対する極刑として採用されています。しかしながら、終身刑の具体的な態様や運用の在り方については、法律専門家のあいだでも、あまり知られていません。

死刑を執行する国が年々減少するなか、国連やさまざまな国際レベルの会議においても、終身刑のあり方についての議論を早急に始めることが求められているのです。

「仮釈放のない終身刑」は国際基準として認められるべきなのか、また、日本で導入された場合にどのような影響をもたらすのか、みなさんとともに、考えたいと思います。

日時:2019年5月13日(月)午後5時30分~7時30分(開場:午後5時)
会場:衆議院第二議員会館 地下1階第1会議室(東京都千代田区永田町2丁目1-2)

35.6755852,139.7406079

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報告者
大野鉄平(弁護士・監獄人権センター事務局長)
田鎖麻衣子(弁護士・一橋大学法学研究科非常勤講師)

参加費:無料
定 員:100名
※事前予約不要、先着順※
※ロビーで通行証を配布します※

主催:NPO法人 監獄人権センター

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