5月 いのとりDAY のお誘い
2018年5月11日
いのちのとりで裁判全国アクション
夏日にもなったかと思うと、一転、寒いくらいの不安定な日々ですね。
政府が今年10月から実施しようとしている、最大5%もの生活扶助基準の引き下げ。2013年に最大1割を引き下げたことに続く、この引き下げは、あまりにも生活保護世帯の実態を無視したものです。当事者の実態を確認することなく、声も聴かずに決定したことに対し、私たちは抗議し、運動を続けてきました。3月29日に、政務三役のひとりである高木美智代厚労副大臣が、ようやく当事者と面会しました。当事者を無視し続けてきた政府が無視できなくなったということは、情勢の確かな、貴重な前進でもあります。
しかしながら、日本弁護士連合会が5月2日付で「いわゆる生活保護法63条返還債権について非免責債権化し保護費からの天引き徴収を可能とする生活保護法改正案に反対する意見書」を出して批判するなど、問題のある生活保護法「改正」を政府は強行するとともに、
10月からの保護基準引き下げを既定路線として進めようとしています。
いのちのとりで裁判全国アクションでは、憲法25条にちなんで毎月25日を「いのとりDAY」として、全国一斉の行動を呼びかけています。
東京では今月も街頭宣伝を実施します。今回は、JR山手線・西武新宿線・メトロの駅となっている高田馬場駅で行います。
直前のご案内で大変恐縮です。情報の拡散とともに、多くの皆さんのご参加をお願いします。また、各地での創意工夫をこらした宣伝活動・集会等も企画いただくよう、合わせて呼びかけます。
記
〇日時:5月25日(金)17時30分~18時30分
〇場所:高田馬場駅 早稲田口 ビックボックス近く
〇企画:
当事者、支援者による熱きスピーチ
抗議のプラカードやチラシによるアピール
生活保護基準引き下げ問題についてのシール投票
《問い合わせ先》いのちのとりで裁判全国アクション事務局
田川英信 090-4204-7827
坂下 共 03‐5385‐2223(きょうされん)