7・29医療観察法を廃止しよう全国集会!

■日時:7月29日(日)13:30~16:30
(13:00開場)
■場所:中野区産業振興センター 地下1階多目的ホール
(旧 中野区勤労福祉センター)TEL:03-3380-6946東京都中野区中野2丁目
13-14
■交通:JR中央線・東京メトロ(地下鉄)東西線 中野駅(南口)下車 徒歩5分
■参加費:500円
● 関東地方以外から参加の精神障害当事者には5000円の交通費補助があります
● 集会後、同じ会場で交流会を予定しています

私たちは心神喪失者等医療観察法に反対し、2003年の成立以降、年2回、医療観察法の廃止を求めて全国集会を行っています。医療観察法は対象犯罪を行った精神障害者を特別な病棟に長期に閉じ込めて強制的に治療する悪法です。

今回は、保安処分の拡大ともいえる、法制審議会で現在審議中の制度(2017年に閣議決定された再犯防止推進計画にも定められています)について社会福祉士・精神保健福祉士の黒田和代さんからご講演をいただきます。

審議では精神障害者に限らず犯罪をした者に対して、刑務所に入らなくても、また刑務所から社会に出てからも、監視・指導し、医療や福祉を強制しようとしています。現在でも、逮捕後に検察庁が協力を依頼した社会福祉士から勧められた生活保護を断ったらば起訴された事例や、刑務所に入らない代わりに病院・施設に入所を強要し同意させられたとの事例もあります。

福祉や医療は本人の自発的な意思によって受ける、本人のための支援であるべきです。社会の安全のため、治安のために使われるようになると、福祉や医療が受けることが刑罰や義務のようになりかねません。医療・福祉に従事する労働者にとっても、福祉が監視・矯正に変質してしまいます。危険な動きです。今回の全国集会に多くの方のご参加をお待ちしています。

講演 法制審の「社会内処遇」の問題点とリーガルソーシャルワークの在り方を考える
講師:黒田和代さん(社会福祉士・精神保健福祉士、NPO法人サマリア理事長)
・講演後には質疑応答の時間があります。
*社会内処遇:犯罪をした人に対し、刑務所などの施設の外で行う指導など(更生保護)  *リーガルソーシャルワーク:更生保護などの司法と連携しての社会福祉

・その他、基調報告、特別報告、リレートークなどを予定

■共同呼びかけ:心神喪失者等医療観察法をなくす会 / 国立武蔵病院(精神)強制・隔離入院施設問題を考える会認定NPO大阪精神医療人権センター / 心神喪失者等医療観察法(予防拘禁法)を許すな!ネットワーク
■ 連絡先 : 心身喪失者等医療観察法(予防拘禁法)を許すな!ネットワーク 東京都板橋区板橋2-44-10-203 北部労働者法律センター気付 F AX : 03-3961-0212

4月7日のシンポジウム「法制審で語られる社会内処遇について考える~これって刑罰?福祉の支援が監視に変わる~」で当日配布した資料

こちら埼玉弁護士会のサイトからダウンロードできます
講師の黒田さんのメッセージもメッセージ集に掲載中です

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